2016年09月02日

旧態依然の弁護士会その2

前回ブログで、こんなことを書きました。弁護士会は、40年ほど前の公務員賃金にならい、弁護士会事務局の賃金を決めていたようでした。労働時間は、週休二日制で週40時間と定められていたものの、公務員は法律・条令に違反して9時から5時の週35時間しか仕事をしていませんでした。もっと悪口を言うと9時に入門して5時に退出ですから、実体とすれば35時間を割っていたのです。

この様なデタラメな就業時間・賃金を決め、それから40年以上経っても週35時間しか働いていません。それでいて、12時から1時までは、時報と共に電話がつながらなくなります。今どき、お役所仕事でも昼休みも5時過ぎても電話が通じて利用者のために仕事をしているのですが、弁護士会は40年も前のままです。弁護士会の総会で、昼休みの電話当番をやったらどうだと質問しても、執行部は労働組合が怖いらしく中々利用者のための改革は進みません。

一体どうなっているのだろうかと、色々考えてみてやっとわかりました。
共産党の支配したソ連が崩壊しましたが、これは人間に関するとんでもない誤解からだと理解しています。我が国の共産党も現在はわかりませんが共産主義の理念は「能力に従って働き、必要に応じて受取る」と人間を全くの善意に理解して国の政治を動かそうというものです。世の中、自分勝手な連中が多く、貧しいながらも日の丸を背負って働き、贅沢は敵だなどと考える人はいません。オリンピックを辞退した選手もいましたが、お前そんなに賞金がほしいのか、日本人か、ひょっとして問題となっていたドーピングが怖いのではないか、などとわき道にそれて大声を出しそうです。

結局、共産党の考え方では、資本主義社会での経営手腕は零点なのです。昔も労働組合ができれば会社はつぶれるなどと言われ、大きいところでは日本航空の破綻です。従業員が自分たちの給与は多く、仕事は少なくと考え、日の丸を背負った国策会社であるということを忘れて、団体交渉ばっかりをやって、とうとう会社を潰してしまったのです。

この様なことを考えていたところ、我が千葉県弁護士会は、司法修習生の研修期から順番に会長を選任したものの、2~30年前は、複数の弁護士を抱える事務所が少ないことから、左翼系の事務所からの会長が選出され、千葉県弁護士会の経営(というとトンがる人が多いでしょう)は、ソ連崩壊のように弁護士会の利益とか利用者の利便性など配慮することも無く、事務員の待遇ばかり考えてきたことから、公務員の改革にも乗ることが出来ず(意図的にやらなかった)現在のような、利用者無視の弁護士会となっています。

僕は、もう弁護士会にも世話にもなりませんから、(笑っちゃうのが、僕らが20年以上前からやってきたクレサラ相談も、10期ほど若い弁護士の講習を受けなければ、弁護士会のクレサラ相談に登録させないということです。)いいたい放題をいっておきます。

そういえば、過去弁護士会は税務署から消費税の申告をするように言われていたのにそのまま放置して数千万円の税金を取られた事があります。左翼の弁護士は、国家権力を舐めて、その結果多くの弁護士の負担が増えたこともあります。今弁護士会の執行部の改革と事務局の改革が迫られている、という事は千葉県弁護士会は、執行部も事務局も、全くダメといわざるを得なくなっているのですかねぇ。こりゃぁ大変だ。
posted by やすかね at 17:22| 千葉 ☁| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月03日

小池知事の情報公開の重要さ

東京都知事に小池百合子氏が当選し、都政に対する情報公開を進めることを明言しました。以前、国の情報開示が60年後とされ、それでは情報公開の意味をなさないと怒り心頭のブログを掲載しました。
しかし、今回の都知事の情報公開制度の拡充が、多数の国民の支持を集め、これがさらに国の制度にまで進むことができれば、我が国の「民主主義」が本当の国民主権国家になるための道筋がつくこととなります。その意味で都知事の情報公開制度が推進すれば、国家権力を握っている国の行政組織に対して、小さな風穴を開けることができるかもしれません。また、それには、当然激しい抵抗が生じることとなります。
民主主義は、建前としては、主権者の自由意思による投票を通じて、国民の意思に基づく権力行使が正当化されることになっています。この自由意思が正しいと言えるには、国民の意思に基づく政治(司法・行政・立法)の内容が包み隠さず国民に明らかにされている必要があるのも当然です。ですから、情報公開は、民主主義の根底に流れる、絶対に不可欠な制度であります。国民の意思に反する公務員の不正を一掃できる制度です。
小池知事は、民主主義を進める立場として、当然と考えての発言でしょうが、その先には激しい権力闘争が待っています。それは、都知事へのあらゆる妨害・陰謀も生じてくるでしょう。またそれは、情報公開が東京都だけでなく、国の政治にまで進む事となれば、国家権力が行政組織から国民の代表による政治権力への変更、「革命」につながる道筋だからです。
翻って見ますと、我が国の政治の実体は、戦後、現行憲法が制定され、天皇主権から国民主権へとその建前が変更されても、実際の政治=最大の権力を行使する行政権は、明治以来連綿と受け継がれ、その実体は全く変更していないのです。
即ち国家の権力者は、建前上天皇から国民に代わっても、実際の権力を行使(徴税権、裁判権、刑罰権、許認可権、徴兵権もある)する国家公務員組織は、明治以来全く変わっていません。
戦後政治のなかで、一度だけ国民の代表が実際の権力を行使しようとしたことがあります。それは、政権が自民党から民主党に変わったとき、小沢一郎を盟主とする国民政党が、行政権力のトップである事務次官会議を廃止して国民の意思に基づく国会議員が政治権力を運営する『革命』を進めようとしたときです。
しかし、結局は、民主党の中にもいたであろう、アメリカのスパイである国会議員とか行政組織のサボタージュ、陰謀、検察庁との争いに勝利はしたものの、マスコミともタッグを組んだ行政組織などに、とうとう小沢一郎は失脚させられてしまいました。
なぜ、この様な国民の意思に反する「反革命」が成功したかといえば、それは国会で新しい首相が選出されても、我が国の国家公務員は誰一人交替することも無いまま、従前の行政組織が存続するからなのです。
仮に、これがアメリカのように大統領が変われば行政組織のトップが殆ど入れ替わるとなると、新しい行政組織は、新しい大統領のために一生懸命仕事をし、政権が維持できるからです。そして新しい行政のトップがそれまでの行政を牛耳っていた連中の悪事を取り締まることができれば、逆に自分たちも行政権を運営しているとき、将来不正を暴かれることのないように正しい行政運営を心がけることで、国民の意思に基づく国政運営をすることとなります。その意味で小池知事が知事の周りに専門家集団を組織する事はとても重要なのです。
情報公開制度は、仮に現在の我が国のように大統領制でなくとも、数年後に行政に対しての情報公開がされるならば、行政組織も国民の意思に反するデタラメな行政運営(政治)が出来なくなります。
ですから、情報公開制度は、民主主義制度の生命線であり、逆に現在権力を握っている公務員組織にとっての絶対譲れない制度(存在を許さない制度)として機能しますから、激しい闘争となります。暗殺だってありえる話しです。
今、マスコミも小池知事を支持していますが、反革命のマスコミ、評論家、はたまたアメリカなどが、どの様な陰謀を企んでいるか、これからが都政運営だけでなく、国政への影響も含め、これからの都政運営から目を話せませんね。小池知事へのエールを送りましょう。頑張れ、小池!!!!

posted by やすかね at 18:29| 千葉 ☔| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月11日

中国人爆買と資本主義

最近のニュースで「中国人爆買も下火となり、もっと日本人客を大切にしておけばよかった。」と都内のデパートの売り場の紹介記事がありました。
ところで、中国は、数十年前までは、「社会主義国」(今は、どうなった?)で国民は「平等」ではなかったのでしょうか、それが、ある時期から、どうして中国人の爆買なるものが発生したのでしょうか。
今の中国では、日本以上の格差社会と聞いていますが、4億人の都市戸籍の富裕層が9億人の農民戸籍の貧困層を「搾取」しているのが中国であり、この都市戸籍の中国人が爆買に走ったようですが、都市戸籍の人だけがどうして超富裕層になれたのでしょうか。
そこには、資本主義の初期段階で、中国政府が外国からの投資を呼び込む中で都市戸籍の連中が暴利を貪れたからくりがあったのです。 

もともと、中国には、資本家となれる資本など持っている人は、余りいなかったでしょうから、共産党の中国政府は、日本などの外国に投資を呼び込んだのです。また日本などの資本が中国進出をした理由、それは中国人労働者の労働力の安さです。国際的なボーダレス社会の中で資本移動の自由と労働力の安さから外国資本がどんどん中国に進出しました。
まだ、ここでは爆買中国人の発生は、明らかではありませんが、その種明かしは、これから言及しますが、資本主義の原理から明らかとなります。
マルクスは、資本主義社会の特色は、第1に労働力の商品化であり、資本を持つ資本家は、この労働力を「自由」な契約によって購入して、この労働力を使って商品を生産し(産業資本主義)、この商品を販売して利益を上げます。しかし、資本家に膨大な利益が生じたとしても、その利益が労働者に分配される事はありません。労働者は、既に労働力を資本家に売り渡してしまっており、資本家はその労働力を生産設備の中に組み込んで商品を生産しますが、この商品の所有権は、国家によって資本家の所有物となることが保障されているからです。

 ところで、マルクスは、資本家は地代を地主に払うことを説明しています。即ち、資本主義は、資本家と地主と労働者が「主人公」で成り立っているのです。日本は、明治になって地券制度を行って土地の所有権(入会権とか地役権などの複雑な所有権でなく、売買・処分の自由な所有権)制度を認めました。徳川家康が利根川を銚子に流れを変えたことで、江戸の膨大な湿地帯は、21世紀、世界に誇れる巨大都市に変身しましたが、この過程で江戸・東京の土地の所有権を取得した岩崎家などは、巨大な資本家になれました。

中国ではというと、中国では土地の所有権は、国民が持つことが出来ません。土地は地方政府の所有であり、農民はこの地方政府から土地を借りて農業を営んでいました。
そこに、政府が外国資本の導入を決め、工業団地などを造成しようとした場合、地方政府は僅かの保証金で農民から土地を取り上げ、これを地方の役人が役員となっている土地開発公社が土地を造成して外国企業に高値で売却(使用権)し、膨大な利益を役人が山分けして大儲けをしたのです。
 中央政府の役人もその権限(許認可権ですかね)を濫用して巨額の賄賂を溜め込み、これがパナマ文書で明らかとなったように、温家宝前首相は、夫人を含む親族口座で27億ドル(日本円にして2900億円)もの蓄財が暴露されました。(『中国滅亡への法則』文藝春秋2016年夏50頁)
 外国資本は、中国国内の土地所有権争いには口を出せませんから、土地公社の役人たちは、農民を追い払って莫大な金を手にできたのです。また一部役人は、外国資本会社の従業員などにもなって、労働者の締め付けに「手腕」を発揮したことでしょう。

 この様にして、中国国内での工場団地などの都市開発で生じた、桁違いのお金持ちグループが日本で爆買に走っていたのですが、中国のバブルも終焉を迎え、都内のデパートも閑散としてきたということです。
 実は、中国での農民からの土地の取り上げと同じような事は、この日本でもあったのです。現在、私達が、現在の九十九里海岸で、ハマグリなどを取ると窃盗となりますが、僕たちの子どものころは、五井・八幡・姉崎の遠浅の海岸でハマグリ・アサリなど自由に採ることが出来ました。人によっては100キロも200キロも採取して販売もしていたのです。これは、山林の権利について言うなら、入会権などのような弱い権利ですが、自由に浜に入って魚など取れたのです。また魚業者の漁業権などもそれほど強く主張されなかったからでしょう。

この様な、海に入る権利がいつの間にか、知らない間に取り上げられてしまったのです。それは、千葉県が企業庁を作り、海岸を埋め立して工業団地を作って、石油コンビナートを呼び込んだのです。20年以上シアンを垂れ流していた川鉄なども埋め立てた海岸で膨大な利益を上げ、またそこで働く労働者も職場を得ることで日本の高度経済成長は進んだのです。まぁ、私達の海に入る権利などは全く無視されたのですが、中国の資本主義の初期段階を見て、また誰が濡れ手で粟を掴んだのかを知るには、千葉県の臨海工業地帯の埋め立も参考になる話ですね。
posted by やすかね at 18:15| 千葉 ☁| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

参議院議員選挙と憲法改正

暑中お見舞い申し上げます。
公平な選挙制度といえるかは、ともかく民主主義制度に伴う参議院議員の選挙がありました。TVをはじめとするマスゴミは、参院選より都知事の候補者選びのゴタゴタ報道で井戸端会議を繰り広げました。
結局、マスゴミは「国民の知る権利に奉仕する真実の報道」などと高尚なスローガンを掲げても、彼らの取材能力は張子の虎でしかなく、官僚垂れ流しの「偏向報道」を「スクープ」にする外ありません。真のマスコミなら、国内的には憲法改正とか集団的自衛権、国際的にはISテロの原因を探り、平和的解決の方向を指し示す程度の報道が求められるでしょう。
また、参議院選挙の結果から、国民統合の基本文書である憲法改正が俎上に上った場合、最終的に国民投票が必要となりますが、改正するなら僅か数ヶ条の改正で足りるものでもなく、国民総意による真摯な議論が必要です。
しかし、この議論をリードできる政党及びマスコミの存在が疑わしい状況では、EU離脱で混迷したイギリス以上の混乱が心配です。また幕末の尊皇攘夷のように国論が分裂するようでは、外国からの干渉も出てくるかもね。
2016年盛夏
〒260-0013千葉市中央区中央4丁目10番8 904号
弁護士 伊 藤 安 兼
posted by やすかね at 16:49| 千葉 ☁| Comment(0) | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月02日

イギリスのポピュリズム

5月に「反知性主義は国をも滅ぼす」と書いたのですが、6月23日のイギリスの国民投票は、イギリスのEU(1957年ローマ条約で、翌年ヨーロッパ経済共同体EECが発足、西欧の経済復興からアメリカの支配を脱した。93年EUとして政治的統合も進んだ。)からの離脱を支持しました。
民主主義社会では、国民の意思が最重要とされるのですが、そもそも「国民の意思」が真実存在するのか、大いに疑問とするところです。
私を含め、具体的に存在している一人前の大人なら、全ての人が、確固とした自己の意思を持っている、と言い切れるのでしょうか。仮に具体的人間が、自己の意思だとして、何かを決めようとすれば、その判断の前提として正しい事実の認識が必要です。
例えば、この野菜は、「日本産」と説明されているから買ったのだとしても、実は「中国産」であったなら、表示が嘘ですから、結局「買う」という判断は、間違った事実を前提として行われています。それでは、私達は、何をどこまで信じて良いのやら皆目検討がつきませんね。
つまり、私達は、ありとあらゆることについて真実を知ることもできないまま、適当なところで「手打ち」をして結論を出しながら、ソロソロと先に進み、判断が間違っていたら、それを修正しながら、また先に進んでいるのです。
人類の歴史も、この様な人間の間違いだらけの判断の結果、現在があると考えても「間違いはない。」(これは真実その通り)と考えます。
この様に考えてきますと、イギリスの全有権者に対し、EECからも50年以上経過し、経済だけでなく政治的にも密接な関係を有している現在のEUに残留か離脱などという『無謀』な選択をさせたことこそ、反知性主義的な行動となるでしょう。
我が国も、アメリカという国が「カウボーイが来て、問題となる人物を銃で撃ち殺し、その後はみんながハッピー」という文化を持ち大統領も国民を動員するには真珠湾攻撃などという口実を欲しがっていたにもかかわらず、そこに思いが至らずにアメリカを「真珠湾の軍艦を失っても何も反応しないアメリカ」(エドワード・ルトワック『チャイナ4.0』文春新書88頁)などと、アメリカを自分の都合の良いように想定して、真珠湾攻撃を決めた御前会議は大きな間違いをしたのです。
その結果300万人も殺され、日本国中が荒廃しました。原因として軍部が過剰な権限を持って、感情が知性を破壊する構造的弱点があった、そうです。(同前98頁)
アメリカも2003年「民主主義を望んでいるイラク人」を発明し、「フセインはアルカイダを支援しており、9.11に関与している。」と嘘でフセインを殺した。(ジョージブッシュの政府高官は、(戦争などできない?)規制緩和を専門とするビジネスマンであった。その結果、ブッシュは、これまた取り返しのつかない中東の混乱を招きました。(同前書)
即ち、国家の指導者は、時として知性的判断でなく、感情的に判断して取り返しのつかない大きな間違いを犯してしまうということです。
この様な、リーダーの感情的判断から国の進路が間違ってしまうことを回避する事はとても重要なことですが、そのためには、国民一人ひとりが世界の歴史を知り、正確な事実関係から適切な判断をしなければならないのですが、さて民主主義が常に正しい結論を出せるかというと、イギリスの国民投票のように大衆に迎合する政治姿勢は、危険極まりないですね。
EUから離脱すべきか否かなどという極めて重要な、国の将来だけでなく、世界中を混乱に導くような国民投票を実施した結果、約1740万人のイギリス国民が離脱支持という判断をしたことで、60億を越える世界中を混乱に陥れた原因を作ったキャメロンの責任は、切腹では足りないでしょうね。
ドイツ・フランスなどでは離脱の予備交渉をしないと明言していますが、この間にイギリスで首相が選出され、国会議員の総選挙を行って、法的拘束力のない国民投票を無視することもないではありませんかね。



posted by やすかね at 17:17| 千葉 ☁| Comment(0) | 国際 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月12日

反知性主義は、国をも滅ぼす

今日の報道によれば、三菱自動車が、実質的に破綻し日産の傘下に入ることとなりました。私の叔父は、元鍛造工の職人として、中学を卒業後50年ほど、三菱ふそうトラックのハブ(車輪の輻(ヤ)が集まる中心の太い丸い部分、中を車軸が貫いている。)などの製作に携わっていました。長年の職人の勘としてハブの厚みは、10o(−0,5+1,5o)でなければ安全でないと自説を曲げる事はなかったそうです。ところが、叔父が退職して数年後、三菱のトラックの車輪が外れ、死亡事故が発生しました。三菱は当初「整備不良」などと誤魔化していたものの、その後ハブに原因があることが公表されました。叔父が関係者の話を聞いたところ、叔父の退職後ハブの厚みが8oになっていたようです。
三菱は、その後もリコール問題で大きな社会的批判を浴びたものの、その体質は、改まることなく、今回の燃費データの改ざんで、三菱自動車本体が破綻し、多くの下請け工場とその労働者が路頭に迷う事態となり、政治的判断もあり、3000億円の出資を行って、日産の傘下で建て直しを図ると言うことです。
二次三次の孫請けのような小さな鍛造工場で、一職人の判断からハブの厚みが維持されていたものの、この職人が退職すると、いつの間にか、製造原価の圧縮を図り、必要な強度を維持するに必要な鉄を薄くし、回り、まわりして、結局大企業の三菱自動車が破綻することになりました。
このブログでも、高等裁判所の裁判官の反知性主義(証拠と論理が整っているにも関わらず、感情的な裁判をする、マヌケな裁判官)に腹を立てたりしたのですが、今日文春新書の『中国(チャイナ)4.0』(エドワード・ルトワック)を読み終わって、「人類の歴史は、長きにわたる犯罪と愚考の歴史である。」(同書106頁)と書かれている通り、これまで、大国の政治的指導者の反知性主義から、どれほど多くの国際紛争(戦争)が引起こされたのか知ることが出来ました。
そうしますと、被害者にとってはとんでもない判決(高等裁判所の裁判官の無責任主義から被害者の救済の道が閉ざされた)ですが、この人間社会は、無責任の極みの裁判官をはじめ愚行の連続ですから、運が悪いと考え、諦めるしかないですかね。
それにしても、同書は、日本の真珠湾攻撃、2003年のアメリカのイラク進攻が反知性主義の感情論で始まったほか、隣国の不安定な中国、棚ボタで独立した韓国、日露戦争でなぜロシアが敗北したか、などなど著者の逆説的論理は、私達が世界を見る重要な視点となります。
posted by やすかね at 15:19| 千葉 ☀| Comment(0) | 世相 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月26日

法科大学院バンザイ

司法試験合格者500名の頃ですから、私が弁護士登録の直後でした。千葉県弁護士会で有名なヤメ検U先生と印象の良くないS先生のご子息がともに司法試験に合格していました。その他にも尊敬できる先輩のご子息が司法試験に合格して来ましたが、当時は、まだまだ珍しい状況でした。
当時、司法試験の合格率は、やっと2%でしたから、弁護士の世襲は、困難を極めていました。即ち、弁護士のご子息が司法試験に合格するのは、プロゴルファーの息子が同じくプロとして活躍する、あるいは、貴乃花・若乃花のように関取の息子が父親以上の関取になるなど、勝負の世界同様、世襲制は大変なことでした。
ところが、司法試験が難しすぎて、若者が司法試験を目指し、挙句の果て断念することとなれば、若者が将来を失うこととなるという親心(お節介)で、法曹界・法務省は、司法試験制度をいじくり始めました。中でも、若年合格者を増やそうとして成績が良くない人でも合格させてしまった「丙案」を悪評から7~8年でやめた後、法科大学院制度が始まりました。一時は、私も法科大学院は不要である、などと書きましたが、以下の通り撤回する必要があるか、当分は判りません。
要するに、3000人合格をスローガンに挙げ、法学部以外からも司法試験合格者を輩出させよう、合格率も高くしようと言うことで、法科大学院から合格者を輩出してきましたが、結局、3000人合格の前に、弁護士の大量増員から、弁護士の能力低下、収入源から社会的地位も低下し、今や弁護士業界は斜陽産業となってしまいました。
この様な中で、自分の娘が弁護士になり、同じ裁判所の建物内で仕事をしていることに感激して、それを年賀状で報告するなど、微笑ましいこともありましたが、最近は、年配弁護士がその資力にものを言わせて、子どもを法科大学院から弁護士資格を取得させることが容易になり、弁護士の業界も実力を問題としない世襲制になってきたようです。
これに関して2004年10月1日のブログ「喜怒哀楽」で「借金漬けの司法修習生の巻(アンファーな司法試験?)」と題して「司法試験は『資本試験』となり・・弱い立場を知りえる貧乏人には、這い上がる機会も完全に奪われてしまいそうです。」と指摘しましたが、まさにこれが実体となってきました。
しかしながら、ものは考えようで、自分も含め、子どもの教育をしっかりしさえすれば、自分が築き上げた顧問先などを世襲で継げるとなれば、法科大学院も悪くはありませんね。ですから、今回は、法科大学院バンザイと書きました。
結局、弁護士もインドの悪名高いカースト制度のように、自分の職業を子どもに伝えることができ、政治家・歌舞伎・芸能人同様、実力はともかく世襲できる、素晴しい制度ですね。
posted by やすかね at 19:12| 千葉 ☀| Comment(0) | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月15日

旧態依然の弁護士会

今日、弁護士会から午後一番で、勾留質問前の被疑者に接見できないかとの問合せがありました。勾留質問は、逮捕されてから48時間以内ですから、何時逮捕されたか不明では急ぐしかなく、弁護士会に12時11分に電話したところ、昼休みと言うことで留守電です。

現在も幾つかの左翼系事務所では、12時から1時までの電話連絡はできません。(夕刻は5時以降、相手から連絡は取れても折返しの連絡は取れません。)
最近では、市役所・裁判所・検察庁も、昔はエラソーにしていた法務局でも昼休みの電話が通じます。千葉県の法テラスも12時を過ぎても電話が通じています。
若い弁護士の仕事も減少している昨今、弁護士会は、電話での法律相談予約もあるのでしょうからもっと利用者のアクセスを大切に考えるべきですが、普通の電話番号は、全く通じません。
相談者の多くは、自分の昼休みに弁護士会に電話して法律相談をしても電話が通じませんので、次に法テラス(本当は、こちらが先?)に電話して相談の予約を取ることになるのでしょうね。
この様に考えますと、今の弁護士会のサービス精神は、20年、30年前のお役所の仕事のようなものです。
因みに、弁護士会の職員就業規則のコピーを頂いたところ、制定が昭和54年8月16日で、施行が9月1日ですから、実に37年前の規定です。当時私も市役所で自治労の仕事をしていたのですが、労働組合は「給与は高く、仕事は楽、休みが多い」ことばかり要求し、市民のために仕事をするなどと考える人は、少数でした。そこで、この様な職場にいても将来性はないと考え、労働組合も役所も辞めて司法試験を目指したのが昭和54年です。
その後、弁護士となり、左翼系の事務所に就職した後の平成5年頃でしたか、自治労船橋の職員組合と当局が労働基準法とおりの労働時間にする・しないで、県の労働委員会で争っていました。私も組合側の弁護士として担当しろと言われたものの、組合側の勝手な主張に呆れて、担当をやめました。当時、我が事務所でも事務員は、9時5時であったものの、朝は赤旗の配達で遅刻常習、5時以降は毎日の残業で、弁護士よりも給与の高い事務員もいました。(もっと凄い書けない事もある)
今日いただいた、弁護士会の就業規則は、弁護士会事務局の力も強かったのでしょう、当時のお役所の勤務時間に習ったものと思われます。9時5時の週35時間の労働時間を「採用」(違法運用)していたのは、私の知る限り県庁・千葉市・船橋でした。(因みに市原市は、8時半から5時)
しかし、これらのお役所も労働基準法に定めた勤務時間を下回って、給与は国家公務員並みに受取っていたものですから、早晩是正せざるを得なくなり、現在のように(実際の勤務時間は、不明です)週40時間制になっていると思います。裁判所ですと8時15分から5時(昼の休憩45分)となりました。
現在、左翼系の事務所は、「民間」ですから週35時間でも30時間でもわれ、関せずですが、弁護士から税金のように会費(月6万円)を徴収している以上、少なくとも公務員並みに週40時間、昼休みも当番制にするなど「改革」をしなければ、法テラスにどんどん水を明けられてしまいます。
しかしですね、国が法テラスを作るとき、左翼系の弁護士は、これに反対しながら制度が完備すれば、法テラスの役職に就くなどしていますから、弁護士会の簡単な「改革」も大変でしょうね。
先日学校の破産などと書きましたが、弁護士会も本当の民営ならとっくに破産ですね。国が法テラスを作った事は、正に弁護士会が本来果たすべき役割を果たしていないからでしょうし、実際に多くの国民が法テラスを利用して利用者で弁護士会に水をあけている現実が証明していることと考えます。

posted by やすかね at 18:08| 千葉 ☀| Comment(0) | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月11日

公立学校は倒産だ

昨日、深夜のTVで教育評論家の尾木先生が、子ども学校での自殺、いじめなどの問題で出演されており、今の公立学校(学校運営・教師のレベルなどでしょうか)は、もし私立学校だったら、倒産している、と喝破しました。いじめ問題とか本来の教育について公立学校は、その本旨を理解していないと言うことでしょうか。
これを聞いて、納得された方も多いでしょうね。
社会主義のような、公務員経営からの企業破たんとして、日本航空・国鉄・電電公社・公立病院・アムーズメントパークなど、公務員が経営してきた施設は、効率の悪さから経営不振が続き、民間委託となってやっと繁盛してきました。
日本航空なども労働組合の横暴から、働かず高い給与の乗務員のため赤字で「倒産」し、私の株もゼロ円になりました。それでも、従業員たちは高い給与の正当性を主張するため、『私達は、お客様の安全を守っている。』とえばったところ、経営再建に乗り込んだ新社長から「赤字の会社でお客の安全など確保できるものではない・」とズバットやられた様です。JRも未だ労組の強い北海道はともかく、健全経営が進んでいます。株式の配当もありますから、銀行に預金するより実入りがあります。

身近なところでは、「千葉県子供の国」も袖ヶ浦の「東京ドイツ村」も公務員が手を引いたところで、集客が増加し、行列のできるテーマパークとなっています。

公立学校も、なんでも平等・平等とやっておれば間違いがない、と先生たちは子どもの個性を伸ばす教育など出来ません。最悪なのが学校内のイジメの問題です。知合いのお子さんは、正義感の強い子どもで、クラスの子どもが悪いことをしていたので、注意をしたところ、それを見ていた外の子どもも、悪いことをした同級生に同じように注意をしたことから、一人対多数と言うことで、悪さをした子どもからイジメだと申告されて、注意した子どもたちは学校から、これがイジメであると認定される始末です。
仲間はずれ、陰口など大人の社会でもイジメは、日常茶飯事です。会社で社員のリストラを担当する総務など、従業員のリストラをする理由を作り出し、やめさせています。
世界の情勢を見ても、油断をすればたちどころに領土を乗っ取られたりします。要するに人間社会、どこでもイジメが世の中を動かす原動力とまではいえませんが、他人を打ち負かす競争で世の中が成り立っています。
ですから、教育の現場では、他人からの少々の嫌がらせなど、最悪の事態を回避する予防注射と理解したほうが子どもの将来のために有益と思います。大人になるまで、他人から一切の意地悪もされないままで、大学を卒業後就職し、そこで初めて先輩からイジメを受けるなどした場合、本人は、大人がハシカに罹ったように死んでしまうかもしれません。
今、学校内で陰湿ないじめがないとは言いませんが、つまらない多くの「イジメ」に労力を割いていると本当に是正すべきイジメを見逃してしまうのではないでしょうか。ここに公立学校の危ういところが見え隠れします。
世の中不思議なもので、このつまらない「イジメ」を、また飯の種にする弁護士も出てまいります。事務所のホームページに弁護士費用の概略を説明しながら、イジメの問題を法的問題として相手から金銭を取ろうとするのです。
イジメの加害者が、イジメを認めている事案では、着手金20万円(弁護士の出る幕ではない)、相手がイジメを争っている場合の着手金は30万円(金銭の交渉だけ)、更に訴訟となると更に20万円(合計50万円)その他出張する場合の日当、加害者から慰謝料を取れれば更に報酬と言うように、今の殺伐とした学校教育現場で子どものイジメ問題も教育を離れて金銭問題となるのです。
本来学校内での問題は、学校内で双方の保護者の真摯な話し合いを行うなどして、一日も早い解決を目指さなければ、日々成長する子どもにとって大きな負担となってしまいます。数年も裁判していたら、学校も卒業してしまいます。
要するに、学校内でのいじめ問題など、弁護士が介入することなく、早期に解決する、そのために学校教育機関もイジメ問題の調査結果を「・・前略・・いじめを受けた児童等の保護者といじめを行った児童等の保護者との間で争いが起きることのないよう、いじめの事案に係る情報をこれらの保護者と共有するための措置その他の必要な措置を講ずるものとする。」(『いじめ防止対策推進基本法』第23条5項)としているのですが、いじめを飯の種にする弁護士は、この法律の趣旨『争いが起きることのないよう・・情報を共有する』のではなく、典型的な争いである裁判で相手から慰謝料を取るため学校に事情聴取の記録提出を求め、それを証拠にしようとするのです。社会の将来を担う子どもの教育という根本のところで大きな間違いを犯しているのが、理解できないのですかね。
家の子どもの、中学生のとき、宿題を忘れると担当の先生からほっぺをねじられて痛がっていました。授業参観のとき、賛否両論でしょうが、私が「村田先生は、良い先生ですね。子どもが宿題を忘れるとほっぺをつねってくれるそうで、ありがとうございます。」と感謝の気持ちを表しておきました。
今の公立の学校教育が具体的にどの様にされているか、分かりませんが、公立の先生が上のようにほっぺをつねれば、100%校内暴力・イジメで叩かれるでしょう。

話しが飛びますが、我が国では、様々な分野に素人が浅はかな知識で口を出すのが「民主主義」と考えられているように思います。
病気になれば、インターネットで検索して「専門家」になってしまいます。知合いのドクターが患者から、TVで人気のドクターに紹介状を書いてほしいと依頼され、患者がその有名な先生にかかったところ、症状が悪くなって帰ってきたそうです。そこで、知合いのドクターTV局に電話して抗議をしたところ「先生、アレはメディカル・ショーですよ。」と一蹴されたようです。
一時、患者様などと、患者に様をつけてご機嫌を伺い、生活保護の患者が、窓口で、間違い料金を請求されたところ、その患者「俺を誰だと思ってるんだ、おれは生活保護を受けてるんだ。」と怒鳴り散らし、ジェネリックも拒否される始末です。
自費の負担があれば、一円でも安いジェネリックをお願いするのに、生保受給者は高い薬を飲んでいるのです。これも、国民の医療現場を知らない役人が医療と薬の値段を決め、保険からの医療費の支払も官僚がやっているから悪平等がはびこっています。
官の範囲を極力減らし、民間の能力を社会全体に広く活用することが、安倍首相のいう一億総活躍社会でしょう。ヨボヨボな老人も働け、ということですか。
posted by やすかね at 18:24| 千葉 ☁| Comment(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月08日

水素水と肥満対策

以下は、私の健康管理についての実践例です。26歳頃ジョギング中転んで左足首の靭帯損傷(研修医は単なる捻挫と診断し、数年後入院手術)スキーで左膝、前後十字靭帯損傷(手術なく治癒)、50歳過ぎにレーシック(左角膜アレルギーからコンタクト)、52歳左甲状腺の乳頭癌摘出、2012年プールの階段で4段スベリ、左肩打撲で筋肉癒着と左ばかり事故った後、翌年右足アキレス腱断裂、など色々ありました。(ゴルフが上手くないのも、これが原因なのです。)
また、高脂血漿・高血圧・高尿酸で投薬を続け、血圧も150から中々下がらずにいたところ、抗酸化作用のある水素水は、高血圧にも効果があるとききました。水素水とは、要するに水の電気分解から発生する水素イオンの水(H+、イオン濃度を対数にとりPHで表示、7が中性で7超がアルカリ)で、体内の活性酸素(細胞膜を損傷する)とすばやく反応して無害な水になるだろう、と言うことです。
実際に1月ベトナムに行く前夜23日、500ccをガブ飲みして翌朝血圧を測ると劇的に下がっていました。そこで、「これは、効果抜群」と考え、帰国後水素水を一日1500cc闇雲に呑み続けていました。
2月25日ゴルフの練習後、昼食に蕎麦を食べてから、軽い腹痛がしたものの、横になっていれば大丈夫と、たかを括っていたのですが、徐々に痛みが増し、その日は、一晩中眠ることも出来ず、翌朝病院に駆け込みレントゲン・CTなど撮ったところ、普通親指程度の太さの小腸がソーセージ程度にパンパンに脹らみ、その先が太めのストロー程度に細くなって、腸閉塞と診断されました。(今まで開腹手術なし)
腹は脹れ、腹全体に激痛がはしり、「これは手術か」と心配になりました。特に、腸閉塞の手術と言うと、群馬医大で腹腔鏡手術による死亡者がでたことを思い出し、大変心配していました。
しかし、幸いに、先生から手術をしなくとも9割が大丈夫と説明を受け、少し安堵し、点滴(抗生剤入り)を受けつつ、丸々4日間完全絶食で、立ったり、座ったり、逆立ち等々「努力」の結果、4日目の深夜2時ころ、臭いの強烈な屁が出ました。これで大丈夫と思ったものの、腹の張りはなかなか解消せず、退院まで更に3日を要しました。
以上、自分の経験から、食後の水素水は、避けたほうが賢明であると言うことです。食後は消化液として胃酸が分泌されるのですが、このとき強アルカリの水素水を飲みますと、消化液の胃酸が中和されてしまって、食べたものが消化できない、と思います。

ところで、7日間(5回のお粥)の「断食」の結果として、昨日は体重が70キロを割り込み69.6`、体脂肪は8.7`(12.6%)でした。これを4年前のデータと比べると、体重は74.9`から5.3`減、内訳は、体脂肪12.2`(16.3%)が3.5`減、水分が46.2`から44.7`で1.5`減ですから、5.3`の体重減のうち脂肪と水分で5`減少となっていることです。
ここから「肥っている」とは、脂肪が多いと言うことは当然として、水太りであることも明らかとなりました。体内の水分は、塩分によって血液と同程度の浸透圧を維持しながら血管の中を回っていることとなり、これが高血圧の大きな原因と言うことです。水ではち切れんばかりに膨らんだ消防ホースの圧力が高いという事は、人間の血圧が高いと同じだと考えられます。
スリムになるには、高カロリーを控えることは勿論、塩分を控える事は、体重と血圧にとってメタボ対策、健康管理にとても良いことと思います。日常生活では減塩を心がけてください。水素水も程ほどに!
posted by やすかね at 17:43| 千葉 ☀| Comment(0) | 世相 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする