2008年01月22日

歩幅は大丈夫?

人間何事も積極的にしなければ、前進はできないですよね。もう大分昔の事ですが、将棋の永世名人大山康晴さんは、『60歳を過ぎてから、積極性が亡くなってきたので、私は歩いているとき、前を歩く人を追い抜くようにしている。そうすることで、人生前向きになれる。』と話していました。これを聞いてまだ若かった僕も歩く事に積極的になりました。

歩き方ですが、これも「正しい歩き方」があります。歩幅はともかく、私は一歩1ヤード(約91.4p)、足の出し方は、踵からついて足の外側、最後は、拇指臼(親指の付け根)から親指の先に力が抜くように歩きます。また、後ろ足を伸ばすと姿勢もモデルのように良くなり、さらに手は前に振らず後ろに振って歩くと益々かっこよいですね。

そこで、1年ほど前の事です。会長経験者と一緒の組でゴルフをしました。コースを回るうちに、先輩の歩幅が小さいのに違和感を覚え『先生!歩幅が小さいですね。歩幅もっと大きく取った方がいいよ!爺さんになると段々歩幅がなくなり、ツ・ツ・ツと歩くようになるんですよ。』などと大きなお世話をいたしました。

後輩から、突然歩幅が小さい、爺さんになる、などといわれ、面食らったか、本当のところは、腹が立って素早く反論できなかったのかも知れませんが・・私もちょっと、『言い方を間違えたのかな。』とか『言わない方がよかったかな。』等と反省してしまいました。またその後、友人にその事を話すと『やすかね、そんな事言ったの!』などと非難めいて言われてしまいました。

ところがですよ、先週の土曜日、ゴルフ新撰組の例会でした。皆さん大叩きをして、風呂に入っていると元会長近づいてきて『俺よ、やすかねさんに言われてから、毎日一万歩、歩いているよ、多いときは二万歩、二時間ぐらい歩いているよ。もう一年経ったよ』と得意そうでした。

僕も、あの時の情景を思い浮かべながら、ほっとして『で、歩幅はどれくらい?』と聞きますと『70センチ』とのことでした。それにしても、先輩も意志の強い人と感心しました。本当は『70センチじゃ、少ないよ!90センチにすれば、ゴルフで距離を測れるのに。』といいたかったのですが、そこはぐっと堪えて言いませんでした。大分修行してきましたかな、ぼくも。
posted by やすかね at 13:09| 千葉 | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする