暑中お見舞い申し上げます。
不老不死の薬と錬金術の成功は人類の「不可能な夢」でした。しかし、不老不死は、抗がん剤・IPS細胞技術などの発展で人生100年時代を迎え、錬金術は、資本主義で、投資された「お金」が自己増殖し、数兆円の資産を持つ大富豪も生まれる一方、格差社会は極限まで拡大しています。
選挙を前に政府は、100歳まで寿命が伸びれば、年金の外に2000万円の資産が必要と計算しました。狙いは、お年寄りを含め、国民に投資を進め、自助努力で100歳を生きろ、と言う事でしょう。政府は庶民にも、錬金術の競争に参加をしろと言う事でしょうかね。
しかし、素人の100万200万と富豪の数千億円では勝負になりません。結局、素人はハゲタカファンドの餌食で、庶民がジタバタすれば、出血多量で息絶えるでしょう。ここは、賢く堅実な生活でじっと辛抱が最善でしょうか。
また、トランプが出現し、米中貿易戦争の拡大は、改めて巨大なアメリカの影響力が実感され、ツイッターで私たちの生活も右往左往させられています。
数年先が見通せない時こそ、教養を深め、正しい羅針盤で100歳まで生き抜く覚悟が求められています。 まだまだ熱いですね、古希翁。
2019年盛夏
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弁護士伊 藤 安 兼
2019年07月17日
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