2016年12月08日

諸悪の根源・公務員の身分保障

小池知事の誕生直後の8月3日、情報公開を進めることの重要さを指摘し、今後は、知事と官僚組織との戦いとなること、9月12日は『東京都に革命が始まった』と書きました。
10月31日は、『小池政治塾の狙い』で「小池東京都知事(選出方法は大統領制)の動きは正に着々と『都政革命』を進めているようです。
就任直後から豊洲の盛り土問題で官僚を叩いておいて、補欠選挙で自民党に恩を売りながら、来るべき選挙に向けて『政治塾』を立ち上げて、議会での与党作りを進めるのは、自分の足場を固める動きとしてとても重要です。自民党は7人の区議会議員に対して、自ら公言した除名もできません。(先日除名処分がされたようです。)
これから、小池知事が東京オリンピックで、少し躓くことがあった場合、マスコミからのバッシングにどう対応できるか、小池知事とその側近の力量が試されてきます。」と書いたのですが、恐れていたことが現実になりつつあります。
昨日は、自民党の長老の意を汲んだ、であろう横浜の林市長は、バレー会場は「難しい」と発表されたことから、今朝のマスコミは、小池知事に対しての厳しい言動が増えてきました。やっぱりね。

ところで、今朝のTVの番組では、川内原発の再稼動について、原発反対を公約して当選した鹿児島県三反園訓(ミタゾノタケシ)知事に対し、原発反対の振り上げたこぶしの下ろす場所がないなどと、揶揄する報道がなされています。
結局知事も原発反対を唱えたものの、九州電力と組んで原発を推進してきた官僚組織との対立から、思うように公約を実現できていないようです。

小池知事は、豊洲の盛り土問題では、過去に遡っていい加減な予算執行をした官僚に対して懲戒処分を行って行政のトップの権限を行使できたのですが、これも知事を取り巻く政策集団の力があるからでしょう。
それに引換え、鹿児島県では、行政のトップが替わっただけでは、仮に知事が県民の多数意思から選出されても、然るべきブレーンが揃わないと選挙の公約通り、県民の意思を実現する政治を進める事が実に難しい事を証明してしまいました。

結局、地方政府のトップである知事としては、人事権・懲戒権を完璧に行使しようとしても、その前に立ちふさがってくるのが、官僚のスクラムと公務員の身分保障ですね。
もともと、公務員の身分保障は、天皇の官吏として、思う存分人民に対して厳しい仕事をするためには、公務員の身分保障が必要だったのでしょうが、21世紀になった今、民間企業では、社の存続を図るために社員教育を充実して、お客様のサービスを徹底することが不可欠ですが、税金で生活している官僚は、市民県民の意思に反しようが、市民サービスがいい加減でも、定年までの身分保障と定年後の天下り、さらには充実した年金制度があれば、行政のトップの意向に逆らっても、首になる事は考えられず、最悪でも人事で、多少の不利益を受けるに留まりますから(これも知事が変われば是正されてしまうでしょう。)、「この世で一番無責任と言われた男」とは、今の時代は官僚なのです。

身分保障の塊のような裁判官などは、無責任の極みで、管財事件では弁護士などの管財人のガードがあり、また裁判所が、法律に基づいて任命する成年後見制度では、近親者の意向を無視(最近の事例では、母親を介護しながら母親の収入で生活していた娘が、後見人から、母親に対して返金をするように言われています。)しても、被後見人の財産を隠されることなく、しっかり相続税を取れるように後見人とか後見監督人にしっかりと責任を取らせ、裁判官は絶対責任を取ることはありません。
ですから、憲法で保障された裁判官の身分保障の下で、一部裁判官は、自由気ままな適当な判決を書いても、一切の責任を取られません。高裁の裁判官は、最高の無責任を享受しています。

この様なことを、考えていましたところ、そうです!判りました、諸悪の根源は、官僚の身分保障です。民間企業では、何時首になるか分からない状況で、家族を犠牲にして黙々と頑張っているのが、お父さんですね。

これに対して、裁判官は言いますね、『私どもも、家族から離れて単身赴任で頑張っています。』とね。
優秀な裁判官の名誉のために付け加えますが、実は、良心に従って裁判をする正しい裁判官は、政治の意向を汲んで行われる司法行政に対しても批判的となり、上司から睨まれ、全国の支部回りをしています。ですから、支部の裁判官は、質の悪い飲んだくれ裁判官とか、優秀な裁判官が入り混じっています。
posted by やすかね at 13:27| 千葉 ☁| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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