2016年10月31日

小池政治塾の狙い

アメリカでは、大統領の『究極の選択』が行われようとしています。4年間世界最強の覇権国家として、世界をリードすべきアメリカの大統領がスキャンダルに塗れていては、世界の平和も実現できないですね。最も今の国際紛争の原因の多くがアメリカに起因していますから、アメリカがヘゲモニーを発揮できないほうが世界の紛争が減少するやもしれません。
フィリピンの大統領を見ていますと、アメリカ・中国・日本の世界の三大経済国を手玉に取る外交を展開していますが、天晴れですね。国民の直接選挙で大統領を選出した場合、大統領だけの力でなく、側近の力が大きく政治の行方を支配ますから、フィリピンのドゥテルテ大統領の側近は優秀な人材が揃っていると思います。
それに引換え、韓国では大変な事態ですね。昨日の報道によれば、朴大統領は、側近10名に辞表の提出を求め、新たに側近を任命するようですが、新任の側近で官僚のコントロールができるとも思えませんね。早晩大統領の辞任から逮捕にまで行くのか心配です。

この様に世界の政治の動きを適当に距離を置いて見ていますと、小池東京都知事(選出方法は大統領制)の動きは正に着々と『都政革命』を進めているようです。
就任直後から豊洲の盛り土問題で官僚を叩いておいて、補欠選挙で自民党に恩を売りながら、来るべき選挙に向けて『政治塾』を立ち上げて、議会での与党作りを進めるのは、自分の足場を固める動きとしてとても重要です。自民党は7人の区議会議員に対して、自ら公言した除名もできません。
これから、小池知事が東京オリンピックで、少し躓くことがあった場合、マスコミからのバッシングにどう対応できるか、小池知事とその側近の力量が試されてきます。
2週間足らずのオリンピック競技のためだけに、観客席を2万人も作る必要はないですね。北島康介に客席についての意見を言わせる必要もないですね。IOCの会長も「勿体ない」精神を強調していましたから、オリンピック予算は削減して、税金は有益に使うべきですよね。

posted by やすかね at 16:11| 千葉 ☁| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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