2016年08月03日

小池知事の情報公開の重要さ

東京都知事に小池百合子氏が当選し、都政に対する情報公開を進めることを明言しました。以前、国の情報開示が60年後とされ、それでは情報公開の意味をなさないと怒り心頭のブログを掲載しました。
しかし、今回の都知事の情報公開制度の拡充が、多数の国民の支持を集め、これがさらに国の制度にまで進むことができれば、我が国の「民主主義」が本当の国民主権国家になるための道筋がつくこととなります。その意味で都知事の情報公開制度が推進すれば、国家権力を握っている国の行政組織に対して、小さな風穴を開けることができるかもしれません。また、それには、当然激しい抵抗が生じることとなります。
民主主義は、建前としては、主権者の自由意思による投票を通じて、国民の意思に基づく権力行使が正当化されることになっています。この自由意思が正しいと言えるには、国民の意思に基づく政治(司法・行政・立法)の内容が包み隠さず国民に明らかにされている必要があるのも当然です。ですから、情報公開は、民主主義の根底に流れる、絶対に不可欠な制度であります。国民の意思に反する公務員の不正を一掃できる制度です。
小池知事は、民主主義を進める立場として、当然と考えての発言でしょうが、その先には激しい権力闘争が待っています。それは、都知事へのあらゆる妨害・陰謀も生じてくるでしょう。またそれは、情報公開が東京都だけでなく、国の政治にまで進む事となれば、国家権力が行政組織から国民の代表による政治権力への変更、「革命」につながる道筋だからです。
翻って見ますと、我が国の政治の実体は、戦後、現行憲法が制定され、天皇主権から国民主権へとその建前が変更されても、実際の政治=最大の権力を行使する行政権は、明治以来連綿と受け継がれ、その実体は全く変更していないのです。
即ち国家の権力者は、建前上天皇から国民に代わっても、実際の権力を行使(徴税権、裁判権、刑罰権、許認可権、徴兵権もある)する国家公務員組織は、明治以来全く変わっていません。
戦後政治のなかで、一度だけ国民の代表が実際の権力を行使しようとしたことがあります。それは、政権が自民党から民主党に変わったとき、小沢一郎を盟主とする国民政党が、行政権力のトップである事務次官会議を廃止して国民の意思に基づく国会議員が政治権力を運営する『革命』を進めようとしたときです。
しかし、結局は、民主党の中にもいたであろう、アメリカのスパイである国会議員とか行政組織のサボタージュ、陰謀、検察庁との争いに勝利はしたものの、マスコミともタッグを組んだ行政組織などに、とうとう小沢一郎は失脚させられてしまいました。
なぜ、この様な国民の意思に反する「反革命」が成功したかといえば、それは国会で新しい首相が選出されても、我が国の国家公務員は誰一人交替することも無いまま、従前の行政組織が存続するからなのです。
仮に、これがアメリカのように大統領が変われば行政組織のトップが殆ど入れ替わるとなると、新しい行政組織は、新しい大統領のために一生懸命仕事をし、政権が維持できるからです。そして新しい行政のトップがそれまでの行政を牛耳っていた連中の悪事を取り締まることができれば、逆に自分たちも行政権を運営しているとき、将来不正を暴かれることのないように正しい行政運営を心がけることで、国民の意思に基づく国政運営をすることとなります。その意味で小池知事が知事の周りに専門家集団を組織する事はとても重要なのです。
情報公開制度は、仮に現在の我が国のように大統領制でなくとも、数年後に行政に対しての情報公開がされるならば、行政組織も国民の意思に反するデタラメな行政運営(政治)が出来なくなります。
ですから、情報公開制度は、民主主義制度の生命線であり、逆に現在権力を握っている公務員組織にとっての絶対譲れない制度(存在を許さない制度)として機能しますから、激しい闘争となります。暗殺だってありえる話しです。
今、マスコミも小池知事を支持していますが、反革命のマスコミ、評論家、はたまたアメリカなどが、どの様な陰謀を企んでいるか、これからが都政運営だけでなく、国政への影響も含め、これからの都政運営から目を話せませんね。小池知事へのエールを送りましょう。頑張れ、小池!!!!

posted by やすかね at 18:29| 千葉 ☔| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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