テロのあったフランスでCOP21が開催され、世界中から200近くの国と地域から政治家が集まり、議論を展開したようです。産業革命当時に比べ、大気温度を1.5度とかに納めるために各国の排出する二酸化炭素を減らそうと言うわけです。
最近読んだ本(『日本史の謎は「地形」で解ける』竹村公太郎 PHP文庫)で、6000年前地球の温度は今よりも高く、海水面も5mほど高かったと知りました。時代が昇り、江戸時代でも今の東京湾は埼玉県まで広がっていたようです。利根川も東京湾に注ぎ、今の東京は水浸しの土地だったようです。この湿地が今のような都市に変貌できたのは、利根川を銚子に流れるようにしたからと言うことです。徳川家康が、地元の「学者」と相談したのでしょうね。この大事業は明治時代も途切れることなく、現在も継続しているようです。
東京湾の干拓事業は、都市が出来上がる上で欠かせないものだったのですね。
昔から、エジプト・チグリス・ユーフラテス等の文明が滅びた原因は、人間が周りの木を伐採したことによる旱魃などのようです。
今、北京では大量の石炭で電力を発電し、大気汚染で人が住めな苦なっています。20年ほど前、北京に行ったとき、とても埃っぽいところで二度と行きたくないと思いましたが、現在の北京から多数の中国人が逃げ出す状況でしょうかね。そうしますと、近いうちに北京は遷都しなければ、中華人民共和国も危うくなりそうです。
人間の欲望が限りなく続く以上、人間の滅亡は避けられないようです。
2015年12月16日
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