2009年11月中旬、ですか、今から4年以上前、市原市議会の「南市原街づくり特別委員会」で、新潟と十日町の街づくりについて視察にいった報告を直後の12月2日のブログでご紹介したところです。
この文章のなかで当時三遊亭園馬師匠の道場で「落語」の稽古をしておりました(また復活)関係上、ベランメェ調で書いたところ十日町関係者からお叱りをいただきました。
それはともかく、人口6万人の雪国、十日町が都会にない芸術の町になっていました。十日町を視察した直後、十日町とかファーレ立川などをコーディネートした北川フラムさんの話がきけ、市原もこれを真似て芸術の香りのする田舎町を創造すれば良いのではないかなどと考えていた次第です。
これがやっと、我が市原で実現しました。横行(勝手気まま)なタイトルで『中房総国際芸術祭 市原アートミックス2014』と銘打った催しが3月21日から、5月11日まで市原市の南に位置する牛久から養老渓谷で開催されています。
消費税の関係で、4月1日以降定価1000円で、詳細なマップのついたガイドブックが販売され、発掘された市原の良さが盛りだくさんです。京葉道路ないしはアクアラインから圏央道市原鶴舞インターを使えば、都心から約1時間で、「会場」のほぼ中心地に降り立つことが出来ます。
言い方が難しいのですが、極平凡に思われる田舎町が、北川フラムさんという一流のプロの手にかかると、ど田舎が「芸術の町」に変貌しています。
市原の中心を走る小湊鉄道を使って、さくらと菜の花を見ながらの車窓を楽しむのも一興でしょう。この小湊鉄道は、「鶴舞駅」が最近テレビドラマ『相棒』のロケで使われていました。都会にないローカルな「ガッタン、ゴトン」の列車(一輌)がのどかな風景のなか走り、質の高い時間が流れます。都会の生活でストレスの溜まったご仁には、最適な旅となるでしょう。
議員視察から、4年でようやく市原も十日町に対抗できる(?)芸術の町が実現した事は大きな自慢です。開会式で、市長も3年に一度開催したいと希望を述べていたようですが、3年後もまだ市長のおつもりですかね。男の約束「二期八年」が、今では三期目の4年目ですよ。そりゃ無いぜ、市長、約束違反だよ!
2014年03月26日
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