2007年04月02日

エイプリルフールでも許せない嘘

4月1日はエイプリルフールでした。皆さん、そういう自分も同じなのですが、最近余裕がないようで、尤もらしくて一寸考えれば「嘘」と分かる上手な嘘をつけなくなりました。

アンケートによりますと日本人が毎日どれくらい嘘をつくのかと言いますと、大体平均で2個弱、これに対して毎日自分がどれくらい嘘を着かれているかというと0,9個だそうです。これを見ますとやっぱり日本人は性善説ですかね。
他愛のない嘘は、日常生活の潤滑油ですから大いに嘘をついても良いのではと思います。

しかし、許せないのは日本中の電力会社の原発についての「嘘」です。日本は原子力発電では「世界の先進国」です。科学技術大国のアメリカでもロシアでも大きな原発事故を起し、原子力発電は「危険な技術」と考えているのでしょうね。事故以来原子力発電を火力・水力に大きくシフトしていると思います。フランス・ドイツでも原子力は危険ということで世界中の認識は一致しているでしょう。

確かに、地球温暖化などのことを考えますと、原子力発電の重要性は理解できるのですが、そのためには原子力三原則(開発利用は平和目的で、民主的運営、自主的に、成果を公開)という考え方があり、わが国もこの三原則で研究・開発・利用をしていると思っていたのです。

ところが、02年東電のトラブル隠しの後、昨秋の中国電力のデータ改ざんから始まった改ざん問題が拡大し、出るわ、出るわデータ偽装・データ改ざんが電力12社から出てきました。

結局、スリーマイル島、チェルノブイルと同規模の事故が起こっても不思議でないほどの臨界事故が発生していたのです。

動燃の臨界事故では、バケツの核分裂で2名が亡くなりましたが、原発心臓部での臨界は「メルト・ダウン」の可能性もあったと聞きます。仮に、もし、核分裂を制御できなければ、半径50キロに住んでいる人を非難させる必要も生じたでしょうし、日本国中パニックになったと思いますと「これから十分注意するように」などという事では済みません。

9,11テロのとき、僕が真っ先に考えたことは、日本中の原子力発電所から半径50キロに近づいてきた航空機があるならば、それが仮に500人の乗客乗員がいるジャンボでも自衛隊のミサイルで撃墜しなければならない、などと考えるほど原子力発電所の危険性は高いはずです。

わが国の企業のコンプライアンスなどというと良く分かりませんが、明らかな違法行為の常態は恐ろしい気が致します。

いずれにしても、自ら勤務している会社でも違法行為があれば内部告発など当然という社風の出来上がっている会社が必要です。民主主義は、公開原則があって初めて成立するものですから、内部の隠蔽体質の残っている会社などは民主主義の敵と考え、社会からの駆逐が必要です。
posted by やすかね at 15:22| 千葉 ☁| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする