2012年12月27日

帝国主義の時代ってどういうこと?

帝国主義などと穏やかではありませんが、先進諸国の行動基準は、政治・経済・外交力を駆使して自国の利益を最大にすることです。しかし、世界の動きを見ながら、国の将来を論ずる政治家が見えてきません。これでは、日本に併合される直前の朝鮮(日清戦争後「大韓帝国」)とか清国と同じく帝国主義の餌食となってしまいます。

隣国の過去をみて、他山の石としましょう。20世紀初頭の欧米は、未だ植民地となっていない東アジアを侵略する戦略をもち、これに対抗したのが日本であり、日露戦争後、中国は租借などで「分割」されましたが、東アジアに植民地は出来ませんでした。

しかし、大韓帝国の李朝の朝鮮は、清から冊封を受け、何百年も中国のまねをしながら、中国以上に硬直した官僚国家体制で鎖国を続けました。(『韓国併合への道』呉善花 文春新書24頁)対する日本は、黒船来襲で世界に目を開き、近代化を急ぎ、不平等条約なども解消しながらイギリス・フランス・アメリカ・ロシアなどの植民地になることもなく、列強に引けを取らない国家となりました。

李朝は、中国(明・清)の保護下で500年間、徹底した文治主義(公家政治)で、わが国の様に武人政治(武士道)でなく、世襲により権威・身分が固定し、嫉妬深い中央集権で全く改革不能で進化できない王朝でした。(どこか今の日本に似ていませんか)

最近、竹島問題で韓国は、内閣総理大臣からの親書が「独島」でなく「竹島」と書いてあるとの理由から受け取りを拒否しました。中国の属国で、中華思想(中国が世界の中心となる帝国)で固まった李朝は、明治元年12月、日本からの新政府樹立の通告文書に「皇上」「奉勅」とあったことから、この受け取りを拒否しました。皇帝とは中国の皇帝であると理解し、国際社会から完全に取り残されていたのです。しかも、国際的事件の起こるたびに韓国は、欧米列強の侵犯を受けヘトヘトになっていた清国に意見を求めるしかなかったのです。このまま行けば韓国は、早晩欧米列強の餌食となる必然的運命でした。

特に南下するロシアの脅威から日本にとって朝鮮半島の安全、韓国の独立は人ごとではなく、王朝国家李朝が近代的民族国家にならなければ、朝鮮半島は列強進出の危険にさらされます。そこで日本は清国と李朝の共同管理を提案するのですが、宗主権にこだわる清国とついに戦争となり、日本が勝利してやっと韓国は、独立国(13年間皇帝を名乗る)となりました。韓国は、未だに日本が侵略したとするのですが、日本と韓国は戦争をしたことはありません。国際法においても日韓合併は合法なのです。この併合が違法なら、アメリカのハワイの併合も違法なのです。

西欧諸国は、植民地を原材料の収奪対象とし、収奪された植民地は発展することも出来ず窮乏を極めたのです。例えば、イギリスが北米を植民地にした結果7000万人のインディアンなどの先住民は、住む土地を追われ、1000万人に激減しています。バッファローが大量虐殺のように先住民は殺されたのです。これに対し、韓国は日本と併合したことで西欧の収奪から救われた一面があります。1910年日本と併合した韓国では、人口1312万人が1944年には2512万人と2倍近くに増えています。学校も日韓併合後約6倍に増加し、識字率も6%から22%に向上したように、韓国の文化程度も上昇しているのです。この点は、台湾も同様です。

また、インドを植民地にしたイギリスは、当時の中国にアヘン戦争を仕掛けたのですが、中国人と戦ったのは、殆どインド人なのです。イギリスはもと海賊国家で狡猾なお国柄なのです。イギリス人はインドに大学などを作りませんが、日本は韓国に大学も作り、鉄道も作り、その後の国の発展の基礎を作っているのです。

この様なことから、韓国が日本と併合したことで韓国国民は経済的にも豊になりました。1965年日韓国交正常化時の韓国国家予算3億5千万jに対し、日本の有償2億ドル無償3億j(生産物役務10年)民間の経済協力3億jの経済援助をしたのです。国家予算の数倍の援助を受けて今の韓国は存在しているのです。今更ながら経済援助をしながら竹島問題を解決できなかったのか、残念でありません。韓国財閥も日本が残してきた資本からできています。その後もわが国は、韓国に対し巨額の援助をしているにも関わらず、韓国はそのことを韓国国民に説明しないだけでなく、未だ韓国の教科書では事実と異なることが書かれています。

例えば、明治維新後わが国では近代国家にとって不可欠である全土の測量を実施し、同様に日韓併合後、韓国全土の測量を実施し、1918年末で442万町歩中朝鮮人所有地が88%を超える391万町歩あるにも関わらず、40%の膨大な土地を日本に占有されたと嘘の記載をしています。

因みにペリーが浦賀沖に軍艦を停泊させたとき最初にしたのが、沿岸の測量です。当時三角測量などの高度な技術はヨーロッパでも数カ国しかできないことから、ペリーがあらかじめ入手していた伊能忠敬の地図は、当然デタラメとアメリカ人は考えていたのですが、測量の結果その地図の正確さに驚き、日本人の技術水準に驚愕したと言うことです。ペリーは、この様な技術にある国を植民地などにはできないと判断したのです。

ともあれ、わが国では、戦後様々な点で分析・反省をしているのですが、お隣韓国では史実に反する教育を「正々堂々」やっており、過去の李朝の混迷に反省もしていないと思います。ですから、日本の政治家がその点をしっかり認識しないまま「正論」だけで外交交渉しても今の帝国主義的国際秩序では太刀打ちできません。日本人の性善説に基づく外交は、単なるマヌケな日本人でしかありません。

今の政争を見ていますと、国際情勢を理解できないまま国内で勢力争いをして国を滅ぼそうとした李朝の内紛を見ているようです。そのほかの政党も離合集散を繰り返し、多数政党が乱立して国家意思を取りまとめできるのか、疑問です。

現在のように政治家がマヌケで国家戦略を考えられないでは、国家の危機です。TPPに交渉参加の是非などと言うことが争点では諸外国に立ち遅れてしまいます。交渉参加は内閣の専権ですから、さっさと交渉に入り、まとまった結果について国会が議論するのが筋です。中国の手先のような政治家が全員いなくなれば良いですね。

明治の中ごろ李朝では、人口1300万人の国家に軍隊は、火縄銃をもった2千数百名と言うことですから、自国の防衛など出来なかったのは明らかです。明治政府がヨーロッパを視察し、その結果富国強兵をはかったのは時代の流れに沿った全く正しい選択でした。この様な時代の流れを読めなかった韓国は、日本に併合しなければ、アメリカ・ロシアなどによって植民地になっていたことでしょう。火縄銃の2千名の「軍隊」では織田信長の軍隊にだって負けたでしょうね。(本稿は、総選挙前の11月、稲毛新聞に投稿したものに選挙後若干内容を変えました。)
posted by やすかね at 17:21| 千葉 ☀| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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