今日は自民党と公明とから質問でした。今井議員は自民党で一番の理論派などと私が決め付けますと、叱られそうですが、これは私の意見ですので悪しからず、ということです。
しかし、全体的に盛り上がりが欠けたような印象でした。項目とすると11あり、その中での枝番号を入れますと34行にもなりました。因みに私の通告は7行です。
代表質問に限らず、市議会での質問通告は初日よりだいぶ前(議会の申し合わせ事項となっていて、発言通知書送付日後5日から招集日4日前)に締め切りとなりますので、うっかりしていると通告を忘れた、などということになり、採決に欠席して党から処分を受ける(自民党、片山、何とかゆかり?)より、重大な過失です。何時だったか、市民ネットが質問通告を忘れ、大げさな事ではないでしょうが、何らかの「処分」があったと記憶しています。
この質問通告書に脚注があるのですが、そこには「A 質問の要旨は抽象的でなく、第三者が見てもわかるように具体的に記載する。」と書かれています。しかし、今井議員の質問の第一項が「市長の政治姿勢について」と相当抽象的内容となっています。これは今に限ったことでなく、以前からそうなのですが、この抽象的文言での質問通告が「許されている」のです。
この様な抽象的な質問通告であったことから、今井議員が二期八年とか色々質問したのですが、何しろ通告が「市長の政治姿勢」ですから答弁にたった市長は、あれこれ関係は分かりませんが、今井議員の11項目、枝番号を入れると34項目の質問で35分間の質問時間に対して、18分間の「答弁」となりました。
あまり長いので、答弁の途中、後ろの泉水議員に対し「なにせ、市長の政治姿勢について、の質問であるから、市長のフリートークでもしょうがないよね」等と話していました。
昼食後再開前に、泉水議員が皮肉たっぷりに「市長!含蓄のある答弁だったよ」などと声をかけたのですが、市長、まんざらでもないようなので、私が泉水議員に対し「泉水さん、市長本気にしているよ」等といって笑いを取ったところです。
それにしても私も聞いた事があったのか分かりませんが「市長の政治姿勢について」などという抽象的質問は市長にフリートークの時間を与えるものとなっているようです。この点は市長与党が言うのであれば、多少政治的意味合いがあるのですが、野党が言うのは敵に塩だけでなく、オムスビまで送るようなものですかね。
この議会での質問中、数えてみましたら、自民党の他公明党、民友、市民ネット、の他個別質問でさらに公明党の茂木議員も「市長の政治姿勢について」と質問通告をしていました。合計5回の全く同じ質問通告があります。こりゃあ市長さん、この12月議会は、大分自説を述べる機会が与えられそうです。それにしても原稿なしで長時間話ができるのは素晴らしいですね。(皮肉?)
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