ところで、来年は選挙の年であり、4月の県議選からスタートです。本会議後控え室で雑談となり、自民党のT県議が引退し、その後継者に若手Sさんが出るそうだなどと話していたのですが、代表がどこかに出かけた後、自民党のこれまた若手のO員が『泉水さんは?』などと言いながら入ってきました。
これまで同議員が控え室に来た記憶は私にはないのですが、先ほど来の話が頭にあったものですから、私が冗談に「なに、退任の挨拶ですか?」というと当人真面目な顔で『そうです。』との返事です。こちらが驚いて「県議選に出るの?市議会議員は、もう辞めたということなの?」と聞き返しますと『そうです。市議会には未練はありません』とキッパリと言い切りました。
11時半から議員会になり、委員会室に入って座ると、あちこちでボソボソと声が聞こえ、S議員がT県議の後継で出るようです。私もT県議が引退することは、好き嫌いはともかく、落選して引退よりも現職で引退した方がその後の影響力を維持できると思いました。その影響力は市長選で負けてもそれほどダメージを受けないでしょうね。
選挙のことは良く分かりませんが、県議選から相当にぎやかなものになりそうです。
話が戻りますが、今日の議会の冒頭議長は「交通安全に関する議長発言」で、昨今の飲酒運転に伴い悲惨な結果が発生し、交通事故の多発している市原市も昭和42年交通安全都市宣言を採択して交通安全の推進に努めてきている。しかしながら、多発する飲酒運転事故が多発していることから「飲んだら乗るな」を常に心がけるように確認し、安全運転の励行に特段の配慮をお願いします。と特別な議長発言がありました。
この発言は、前回の議会での私の質問が、真意はともかく多少物議をかもす内容となってしまったため、市議会として明確な意思表示をするということで、対処されたと思います。
従って、関係各位に余分な苦労をさせてしまい、本人も若干反省するところです。そんな訳ですから、自席で議長発言を聞いていますと、本音はもう少し具体的に発言したいのであるが、発言内容には出てこない表現が感じられ「練った発言」と思われました。
こんな議長の苦心のあとの発言に対し、昼食会の席上、酒気帯び運転に対し、確か『自戒の念を込めたのか!』などとの意見もありましたが、実際は「そうじゃないんだよ」と声を掛けたい思いがいたしました。
あともう一つ、総務部で頂いたパート職員(日々雇用)の表ですが、これは「単位」ディメンションの理解が必要です。企画部が平成17年度119人と書いて、脚注に「(月別雇用者数の年間集計)と書いてさらに※同一勤務場所等で複数月雇用の場合は複数人として計上してあります。」と書いてあっても意味は通じません。事情を伺ったところ、ここは119人・月と書けば脚注などなくとも判るところです。「人×月」で一人の人が一月働いたという単位になります。
例えば速さは(長さ/時間)で表します。加速度は(長さ/時間×時間)であり、一グラムの質量に加速度を掛けたものが力であり、この力に対して1センチ動かす仕事(エネルギー)が1エルグですから、エネルギーの単位は(c×cmの二乗/秒の二乗、つまり質量×長さの二乗/時間の二乗となります。
ですから、アインシュタインが質量保存の法則でE(エネルギー)=M(質量)C(光速)×C(光速)と表現したのは、偶然があるかどうかもわかりませんが、ディメンションと睨めっこしたとき出てきたのかな、などと思います。
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