2006年10月13日

飲酒検知と集団ヒステリー

9月議会で飲酒運転をなくすため、飲酒検知器を各職場に備えるべきではないかと問題提起しました。当然その前提として職場に来るまで車を運転していたので「手遅れ」となるということは十分認識していましたが、その前提を抜いて質問したところ、執行部の某幹部からその点を指摘されてしまいました。

そこでということではありませんが、飲酒と酒気帯びについて「科学的検証」も必要と考え、議会質問の数日前に飲酒検知器の購入をインターネットで申し込んでおきました。一週間程度で品物が到着したのですが、どうも私はツキがあるらしく電池を入れてもスイッチが入らないのです。

さんざん文句を言っていましたら、今までその様な一万個か十万個販売したがその様な「事件」はなかったとのことで、「検品」をすませ送ります、ということでその品物が到着しました。

やはり実験が必要です。自宅に戻り、ビール大瓶を15分ほどで飲んで口をゆすいで検査したところ、0,13程度で酒気帯びではありますが、検挙される程度までではありませんでした。何度も測定したのですが、最高は30分経過した頃でも0,15まで到達しませんでした。

しかし、夜に家での実験でしたので、寝てしまい0,00になるまでの事件経過は分かりませんでしたので、後日の昼、生ビールを中ジョッキで一杯飲んで、0,00になる時間を計測したところ、二時間ほどで0,00になり、目出度く「酒気帯」から開放されました。計測のばらつきを考え、さらに2時間ほどすれば完全と思います。
くれぐれも酒気帯び運転にはご注意をお願いします。

10月4日の産経新聞を読んでいますと、静岡県知事の一言「一口に飲酒運転といっても悪質さには様々なレベルがあり、軽いケースでは即クビにすべきではないのではないか」が大分物議をかもしたようですね。知事の言うのはごもっともですが、日本人の集団ヒステリーはそれを許しません。この様な集団ヒステリーが「大政翼賛会」のような形で利用されますと、国民こぞって戦争にもまっしぐらとなり、大変怖いですね。合理的批判精神を持った人が増えることが重要です。
posted by やすかね at 18:06| 千葉 ☁| 世相 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする