証券取引法違反ということですが、堀江のライブドアの粉飾決算とそれを利用して急成長から一転して転落したライブドアの社会に与えたダメージは未だに解決されていない多くの問題があります。
証券市場の混乱と信用回復は世界中から関心をもたれているでしょうが、国内に限ってもライブドア株の取得をさせられ退職金などを失った「投資家」の損害も計り知れないものと思います。
その一方で選挙に立候補した際は自分の用意できる金額は100億円とも豪語していたのですから、今後堀江に対する各種損害賠償事件を念頭に置けば、今回の保釈金は100億円程度としても好かったのではないかと思います。
堀江が100億円供託して保釈されたら、その保釈金をこれから行う損害賠償請求事件の担保として仮差押をしておけば多くの被害を被った人々がだいぶ救済されます。
最終的に堀江の資産をすべて「没収」するようにして一罰百戒を求めるのが将来の日本にとって有益考えますがいかがでしょか。
いずれにしてもわが国の司法はメリハリがなく、悪いことをした者に損害賠償を請求する被害者ないしは錦の御旗を持つ方が、篭城する悪党に上から石投げられ、汚物をかけられながら石垣を登り、城を攻めるという構図になっています。
犯罪をしても刑罰は軽いし、多くの詐欺などを働き10億、100億円と財産を形成した悪党は西部劇のガンマン、用心棒の様な「辣腕弁護士」を雇い、貧しい生活をしている被害者をせせら笑っています。ご承知のようにやみ金から稼いだ数百億円も結局暴力団の手に戻るような世の中です。
刑罰を重くして、民事でも懲罰的損害賠償制度を取入れ、犯罪手段で獲得した財産は仮に親族の手にあってもこれを没収して、二度と立ち上がれないように厳しくする必要があります。アメリカでは企業の粉飾などをすれば懲役20年に加え損害賠償も途方も無いものとなっています。正義は途轍もないほど峻厳でなければならないのです。
公認会計士、一級建築士、高級官僚、それに弁護士もかも知れませんが、社会的地位を有する者は法律を知り尽くしており、自分のしていることが法律違反で財産を築いていることが判っているのですから、それなりの厳しい責任を負担すべきです。
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