2010年09月18日

新聞広告が写す社会像

偶々、千葉日報の宣伝広告欄を興味深く見ました。
これまでの常識で言うと求人広告などが主流と考えていたのですが、「広告」はその時々の社会情勢を映す鏡でしょうかね。

「日報案内」のスペースのうち、横の長さの割合で見ると『ブライダル』が21%、『弁護士事務所』が15%ありました。

弁護士事務所は、現在日弁連会長となっている宇都宮先生などを先頭にして20年以上行われてきた「クレジットサラ金被害者連絡協議会」の活動の結果、利息制限法に違反するサラ金ヤミ金の高金利を最高裁判所で違法金利と認めさせるまでになりました。

その結果、利息制限法に違反した高金利を貪っていた金貸は、現在では金を借りた人から「過払い返還請求」をされるまでになりました。

言うなれば、宇都宮先生を先頭にして社会的弱者救済という「社会的正義」を実践してきたその結果に対し、土足でドカドカと割り込み、新聞・ラジオ・テレビで「サラ金相談無料」と銘打ってその中から『過払い』の取れる「良好なお客」を選別して暴利を貪っている法律事務所が多くなりました。

確かに現在では「過払い」が発生しているかもわかりませんが、既に取引終了から長い間が経過しているにも関わらず、派手な広告で「過払いの掘り起こし」を業とする法律事務所(司法書士事務所もある)は「社会的正義」なんてクソ食らえデスかね。

債務者もサラ金を利用して「助かった」事もあるでしょうが、取引が終了して本人が4年も5年も「放置」していた「過払い」に対し「寝た子を起こす」仕事に「弁護士としての誇り」を感じているか、聞いてみる価値もないですね。

もう一方の「ブライダル」は面白いですね。「医師・弁護士」のほか若干文字のポイントを小さくして「上場会社勤務・公務員・・」など男性会員を募集している「高級」なところもあるなかで、「低学歴・低収入の男性もお気軽に」などとうたっている「国際結婚業者」もあります。「大丈夫かな」と心配してしまいます。

posted by やすかね at 19:08| 千葉 ☀| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。