2010年08月02日

盛り上がった市民祭り

市役所通りを使っての第30回市民祭りは、本年が最終であり来年からは東口で開催となるようです。今年は例年になく人が混みあい、人と人の距離感がちょうど良かったですかね。

消防署裏の駐車場には、沢山の出店もあり、6時前から盛り上がっていました。とにかく人が大勢集まるということが、ただそれだけで「楽しい」ですね。

特に素晴しく旨いものがあるわけでもなく、定番の焼き蕎麦、お好み焼き、昔からある金魚すくい、バナナに何か衣をかぶせたもの、派手な怪しい「女装」の人とか、イロイロなことがあることが楽しい雰囲気をかもし出していました。

日本映画の金字塔を立てた「フーテンの寅さん」の職業は「的屋」だったのですから、きっとあのようなお祭りの雰囲気の中でこそ生きている実感があったのでしょうね。
ところで「的屋」は暴力団と同じだと誤解した市長が「的屋」を排除してしまい、祭りが盛り上がりを欠いたなどという話も聞きましたが、やはりお祭りには「どこか怪しい雰囲気」はが必要です。

戦後日本は、何でも「合理的・科学的に」との掛け声で多くの過ちを犯してきたのではないでしょうかね。科学が間違いというのではないのですが、人間は脳とか消化器とかの「部品」の集合ではないはずですし、全てが合理的に行動するものでもありません。人間は、まだまだわからないところが沢山あります。

前日の31日は、向日葵苑での夏祭りがありました。職員は、場内整理のほかピエロ、魔法使いなどに扮装して来場者にお楽しみ抽選券を配り、あまり広くもない駐車場の中央に舞台を設け、回りには趣向を凝らした模擬店が並んで祭りの雰囲気を盛り上げていました。やはり人との接近した距離が必要です。

中央舞台の下、建物の側に「ステージ」も作られ、ここで障害者の歌声から、タイ出身の日本人家族の民族踊り、吉野太鼓、フラダンスなどなど盛りだくさんの催しものが続き、抽選会の前の最後として、男性職員による「女装」パフォーマンスで祭りを一気に盛り上がりました。

来年の市民祭りは、中央舞台だけでなく、盆踊りのコーナー、太鼓競演、素人仮装演芸大会などなど、いろいろの発表の舞台を設けたらいかがでしょうか。
posted by やすかね at 10:21| 千葉 🌁| Comment(0) | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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