野球賭博で揺れ動いた、名古屋場所が昨日千秋楽を向かえ、優勝した横綱も泣いていました。日本人は突っ張るよりひいて引いて、情に訴えたほうが「効果」的です。
そもそも、外国では大統領選挙まで賭けの対象ですが、わが国では「賭け事」はご法度です。
しかし、金銭を賭けるのは、だれがやっても違法なら本来全部禁止すべきでしょうし、競輪・競馬・競艇・宝くじ・サッカーくじなどの「賭博」を許すか、全部禁止すべきでしょう。
それを法律で「表」の権力だけが「鉄火場」の経営をやってもよいとなるから、逆に「裏」の権力である暴力団が資金源とするのです。
このことは、悪名高いアメリカの禁酒法で明らかです。要するに権力は国民を「自制心のない馬鹿な集団」と考えているから、論理一貫性のない「鉄火場」経営となると思います。
今、日本中どこでもパチンコ屋があり、そこでは幼子を連れた主婦なども騒然とした雑音の中でタバコの煙でパンツまで「臭く」なりながら「ギャンブル」をしているのです。
子どもを「ギャンブル」場に連れてゆくのは、児童福祉法にも違反するでしょうし、アメリカなどで「カジノ」に子どもを連れてゆくと親が顰蹙と言うか処罰の対象でしょうね。今年はまだニュースに出ませんが、親がパチンコに夢中になり、炎天下の車の中で子どもが死んでいた事例はないのでしょうかね。心配です。
暑中御見舞い申し上げます。
不思議ですねー,昔はねぇー,駅員もお店のおばちゃんも,皆ぃーんな自分より年配者だったのです。それが今では若い人ばっかりです。どうしてでしょうね?って言ったら『年取ったんじゃなぁない!』そうですよねーしかし,冗談じゃないよ!って気持ちです。
三つ子の魂百までと言うじゃぁありませんか,頭の中は今でも「アンチャン」で,どこまでも直球勝負!と考え,実行してきたつもりですが、まだまだです。外務省のラスプーチン(佐藤優氏)お奨めの週刊アサヒ芸能,これは朝日新聞と「兄弟誌」かなと思ったもののテンで違うの・・とにかく定期購読の注文をしたところ,開いてびっくり!正に出版界の直球勝負,政治とヤクザ(表と裏の権力)・ギャンブルとエロ(人間の欲望)など本音で勝負しており,最近の面白くもない新聞がぶっ飛んでしまいます。
さらに,某教育者から宝島社出版の元後藤組組長後藤忠叡著「憚りながら」のご推薦があり、即日読了しました。政界財界の著名人との交際などが実名で書かれ,元札幌高検検事長で参議院議員を二期務めた佐藤道夫さんからは,当選にまだ二万票足りないと頼まれ、動いたとか,創価学会にも剛速球をズバリ投げ込んでいます。
この本からは,裏の権力を本音で生きてきた迫力を感じます。人生,少々外れても真っ正直なら悔いは残らないのですね。しかし,悔いなく生きるって,しんどソーですね。
二〇一〇年 梅雨から暑い夏です。
弁護士 伊藤 安兼
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