4月になりましたね。新たな希望に満ちてこの市役所に入ってきた人もいるでしょうが、団塊の世代が第一線を退き、後輩たちが中心となってこの市原市・県・国を動かしてゆくことになりましたが、大丈夫でしょうかね。
どこの家でも親父が亡くなって、頼りないせがれで大丈夫かと回りが心配しても、何とかできているのが世の中ですから、団塊の世代が心配しても仕様がないことでしょう。
そこで、一言言わせていただきますと、いつになっても変えるべきことは大胆に改革していかないといつの間にか時代遅れとなってしまいます。
しかし、この「変える」ことは、簡単なことでも実に大変なこととなります。
例えば、先週初めの24日、第1回議会が終了しましたが、本会議での予算委員長の報告の中でしたが、お気づきだったでしょうか。
本会議に先立つ予算委員会では、予算の表記として2億3,456万円というように万と億で数えていながら3,456と考え方の違う数の数え方を「平気」で使用していましたので、この点を予算委員会では「正しい表記」に改めることができたのです。
この点について、私は前から「表示の仕方が、和洋折衷でおかしい」と主張していたのですが、市役所で、恐らく初めて「採用」されたと思います。
例えば日本の数字の書き方というかコンマの打ち方です。日本は敗戦後アメリカ式に3桁でコンマを打つことになりました。きっと進駐軍が日本の書類を見るとき万・億・兆と4桁で書いたものを見たとき、アメリカ人の頭の中には千の単位しかありませんので、万の位を見ても十千(ジュウセン)としか考えることができませんから不便だったと思います。
即ちアメリカ人は、20000円を見ても20千としか頭に入りません。ワン、テン、ハンドレッド、(ワン)サウザント、(テン)サウザント、(ハンドレッド)サウザント、と数え3桁で切ってしか数えることができないのです。そこでアメリカ人は、20000円は2万円でなく20,000円と書いて20千円と読むのです。
ですから、桁が大きくなるにつけ、アメリカ人は、百万をミリオンとし、続いて千万をテンミリオン(千万)、億をハンドレッドミリオン、ジュウ億になるとビリオンとなりますので、桁数が多くなると日本的数え方と違いが顕著になりますが、12桁ですと3と4の最小公倍数ですから、共にコンマが入り兆とトリリオン(trillion)となります。
しかし、その先は日本では京ですが、アメリカ人テン・クワドリリオン(quadrillion)といってあまりでかい「京」は知らないのです。
それだからですね、魚ヘンの京である鯨のことがわからないのですね。
冗談は、ともかく何事もできるだけ論理的に考え、誤りがあると考えたならば、諦めることなく言い続けることが必要です。
姉崎森林公園での税金の無駄遣いを「絶対許さない。」と言い続けることが、その後の無駄遣いを指摘できる条件です。本当はもっと具体的に税金の盗人(ヌスット)は誰々であり、これは〇〇市長のときであり、そのときの部長は誰であり、とんでもない税金の無駄遣いで〇〇議員が私腹を肥やした、後世に言い伝えるべきことでしょう。
ソクラテスの無知の知のごとく常に「おかしい」と感じる感性が大切です。それがなくなってしまっては最早「化石」ですね。
2010年04月02日
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