特に昨年10月10日号から3月20日号までの23回で、教授は「人間とは何か」「生きがいとは何か」という基本的テーマで読者に読むべき本を体系的に案内しています。
高校「倫理」を読んでいるときに鎌田教授の連載に接し、長くなりますが、教授の読め!とお勧めの本をご案内します。もちろん私も僅か数冊の冒頭のみを、読んだ程度です。
ソクラテス(プラトン)、論語(孔子)、フランクリン自伝、ジュリアス・シーザー(シェイクスピア)、バガヴァッド・ギーター(ヒンドゥー教聖典)、新科学対話(ガリレオ・ガリレイ)、野生の思考(レヴィストロース)、学問のすすめ(福沢諭吉)、神曲(ダンテ)、知的生活(P・G・ハマトン)、韓非子(韓非)、人生の意味の心理学(アルフレート・アドラー)、ホモ・ルーデンス(ホイジンガ)、君主論(マキャベリア)、春宵十話(岡潔)、藁のハンドル(ヘンリー・フォード)、プラグマチズム(W・ジェイムス)、ゲーテとの対話(エッカーマン)、生きがいについて(神谷美恵子)、コロンブス航海記(コロンブス)、イタリア・ルネサンスの文化(ブルクハルト)、幸福論(ヒルティ)、人間性の心理学(マズロー)の23冊です。
その結果、驚いたことに鎌田教授の案内になる本が「倫理」の教科書(東京書籍)で引用されているものばかりである、ということです。
「倫理」をベースに「一生モノの古典」をガイドブックにしながら紹介されて自分の読みたいと思う本を読みすすめるのが、いいのではないでしょうか。
世界と自分を知るために、またより良く生きるため、体系的理解が不可欠と思います。是非一緒にアタックしましょう!
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