2006年03月06日

宮崎 学「法と掟」を読んで

数年来、江戸時代の社会(生活様式、規範、文化)に関心がありましたが、特にこれといって勉強した事もありませんでした。

ただ司馬遼太郎が明治維新からの進歩は、それまで日本各地にあった独立した藩で勉学した多数の人々が明治国家に集積したこと、即ち多様性がその発展の原動力である。というようなことを言っていましたから、その流れのなかで一体、江戸時代とはどんな社会かな、と言う程度でした。

拙本「喜怒哀楽」に何度か書きましたが、江戸時代を垣間見る番組として、先日、日曜日の最終回まで11年間続いた「コメディーお江戸でござる」(杉浦向日子さんが亡くなった後は「道中でござる」に改名)が終了しました。この番組は偶に見ても参考になり、笑える面白い番組で終了したのがとても残念です。

それはともかく外の関心事として、わが国の対米従属、日本の権力構造、自己の権利を主張しすぎる人、人間の平等、自律、村八分などという言葉の意味を時々考えていたのですが、それぞれの意味自体なかなか理解できないまま現在まで来てしまいました。

さらにそれらの言葉相互の関連、その理論的根拠などを統一的理解などとなりますと自分の能力を超えていましたが、偶々本屋でそのタイトルに興味を引かれ読んだのが「法と掟」(宮崎 学著 洋泉社)でした。

著者はかなり有名人のようですが、この本を買って初めて知りました。著者の経歴も発想もスケールが大きく是非進めたい本です。ハードカバーで持ち歩くには不自由でしたので、表紙を取り払って持ち歩いていますので、残念ながら定価が分らなくなってしまいました。
posted by やすかね at 11:29| 千葉 | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする