時間の進み方は、客観的に「公平」であり、平成二十一年も半年が過ぎました。二十才の人は、時速二十キロ、四十才の人は、四十キロで時間が進行するようですから、私も現在相当の高速進行です。
先日誰か「時間の進み方には量と質がある、客観的量は同一でも、試験問題を解き、また自分の好きな楽しい事をしている時間は、質の高い時間である。」と名言を吐いていました。
世界的に経済はもとより、社会も政治も「道徳」が乱れ、先の見えない時代ですが、この様なときこそ、長い歴史の中で鍛え抜かれた人類の英知である「古典」に学ぶ事が大切と考え、私も実は、大作取り組んでいるのです。ドウだァー
とエラソーにいうのですが、実は最近、新しい日本の文化である「漫画」で古典を読破できるシリーズが出ています。「罪と罰」「葉隠」「資本論」(続編が良)など古典三冊が一時間で「読破」できました。
毎日多忙で、今更本物の「古典」を紐解く時間がない方は、是非このシリーズをお勧めします。 ETC世代(時速八〇キロ)でも質の高い時間が楽しめること請合います。「生涯精進」(葉隠れ)などは座右の銘ですね。
平成二十一年盛夏
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やすかね法律事務所 弁護士 伊 藤 安 兼
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