2008年10月14日

変化(進化)してますか。

「道」でなく「勝負」

先日、柔道に関するブログ(日本代表の選考会がおかしい)を書きました。そのとき、多少事実関係(準決勝を一回戦)を間違ってしまいましたが、今日は男子柔道についてです。

先日、100キロ超級で金メダリストとなった石井慧(さとし)が、今度はプロ格闘技に転向するとの報道がありましたね。私は、ごつい体と顔を見て、失礼ですが「あまり頭も良くないだろう」などと思っていました。

ところが、一昨日TVを見ていましたら、感動的な女子ソフトボールに続いて柔道の石井の特集がありました。別にやることもあったので、早々にスイッチを切ろうと思ったのですが、見ているうちに引き込まれました。

あのごつい顔で「環境に順応できるものが、・・勝つ」だか「・・生き残る」と発言していました。これを聞いて「おやっ?」と思い、急遽メモを取りながらTVを見ることになりました。

番組が進んでくるに従い、石井の努力が並大抵のことでなく、また自らの司令塔(格闘かが頭突きのため頭を鍛えるのではなく、脳みそのこと)も十分鍛えている事が段々と解ってきました。

要するに、変な意地を張って時代の変化に乗り切れなくては、取り残されてしまうという事を、金メダルを狙い、これを見事に取ることで、実践してきたのが、このごつい不細工な男なのです。私は、ソフトボールにも負けないくらいの感動を受けました。

知らなかったのですが、フランスのJUDO人口は、55万人であり、日本の3倍程度だということです。既に柔道は、正式には「JUDO」と書くのであり、「柔道」などという「道」を目指す格闘技は、マイナーなスポーツとなっていたのです。いまや柔道でなく「JUDO」は「道」でなく「勝負」にこだわる必要があるということです。

「柔道」は、最初こそ日本のお家芸でしたが、柔道が国際的格闘技となったときから絶え間なく変化を続けていたのです。私など、柔道にたいした興味もなかったものですから、その様な変化は、全く気がつきませんでした。当然ですよね。日本柔道連盟の「主流派」でも気が付いていないのですから。

石井は、その点を強く意識して「変化しているものに対して、旧態依然と対応していたのでは、時代に取り残される。」と考えて、自分の体と精神を鍛えて、金メダルを取ったところ、「日本柔道会の救世主」などと言われているのですが、本人はさっさと「プロを目指す」と決めているようです。

石井の語録を並べますが、「日本は、進化していない。」「神様は、あれもこれも、かなえてはくれない、色々なものを我慢してガマンして、最後に一つかなえてくれる。」
練習:「人の見ている前では誰でもできる、オーバーワークの暴挙が奇跡につながる。」
「マニュアルが、個性をなくし、フォーメーションが〇〇をなくす。」この〇〇がメモを取ってなかったので、石井の名前でインターネットを検索したところ、石井の面白い発言集がありました。ご参照下さい。

要するに、言いたかったことは、「変化するものに順応できなければ、滅びる」という命題は全てにあてはまりそうです。

posted by やすかね at 15:30| 千葉 ☁| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする