このカジノといえばMGM(メトロ・ゴールドウイン・メイヤー)であり、MGMは日本に100億ドルの投資を考えているようです。
即ち、IRはMGMにとってものすごい利権なのです。中国などに奪われることは絶対許せません。まして秋元議員は、未だ若くIR法案審議の委員長として力を持っており、このまま中国のロビイストと懇ろとなっていることをアメリカが見逃せるはずがありません。
1972年、中国を訪問して、今に至るも中国首脳から緊密な友人と考えられている田中角栄は、中国との国交を回復しその後の1978年の日中友好条約に道筋を造りましたが、この田中角栄の行動はアメリカの意に反していたようで、いつの間にかアメリカからピーナッツが飛んできて最初は外為法違反で逮捕され、その後収賄となりました。その後の経過は皆さまご存じの通りです。
今回IRで中国企業の口利きをしたのでしょうかね、秋元議員はアメリカが目論んでいるカジノ投資に石でも投げたと解釈されているのか、それとも尻尾を踏んでしまったのか、わかりませんが、秋元議員の100万円程度の外為違反の情報はアメリカからのものではないでしょうかね。
話は飛びますが、お隣韓国では、司法改革が大変なようです。良くは分かりませんが、間もなく前法務大臣が逮捕されるとの報道もあります。韓国は恐らく、司法省が刑事事件の捜査権と裁判権を握っているので、大統領も介入できない強大な権力機関となっているのでしょう。
わが国の特捜も戦後ヤミ米の取り締まりで設置された組織が租税法違反・政治犯の捜査権を持ち、裁判権もある強力な組織です。悪く言えば、国策捜査も行う組織ですが、警察の捜査の違法性を検察庁が適法審査すべきところを、検察庁は自らの捜査の違法性はチェックしないで起訴します。
最近検察庁は、留置すべき犯人の勾引に向かって被疑者に逃げられる失態を繰り返しました。当たり前です。検察庁では警察のように柔剣道の訓練もしないで、ひたすらお勉強ですからね。
何はともかく、捜査終了時点で外の組織からのチャックをしない特捜の捜査には問題が残ります。猫に鰹節の見張りをさせるようなもので、大丈夫でしょうか。昔、我が家の猫は鰹節を狙いませんでした。爺さんが子猫を鰹節で叩いて、鰹節は危険なものだとの教育ができていましたから。
何より、進駐軍の指示で出来上がった特捜には、アメリカ留学をしている検事も多いですからアメリカの情報がホットラインで入っているかもしれません。
秋元議員お気の毒様。このブログには何らの証拠もありません。念のため