2019年06月18日

殺人武器絶滅は、秀吉の刀狩に学べ

警察官が襲撃されて、実弾5発が装填された拳銃が強奪されました。これまでも、同様の事件が続発しています。警察官が拳銃を所持する理由として考えられることは、凶暴な犯人から国民を守るため犯人を拳銃で撃つ、あるいは威嚇する必要があるからと思います。しかし、警察官の拳銃で凶悪犯人が射殺されて、人権が守られたと言う事件はあまり知りません。

それより、犯人がナイフを振り回してきたので、警察官が犯人を射殺した事件が最近ありました。
犯人が拳銃など飛び道具を所持し立てこもるなどという事件ならば、拳銃ライフルなどが必要となるでしょうが、普段から柔剣道を練習している警察官なら包丁を持っている犯人に対して1メートルほどの樫の棒があれば十分対抗できるとは考えられないのでしょうか。ないしは人を死に至らせない電気ショックの警棒で十分でしょう。

警察官を襲撃する人間は拳銃が欲しいからで、仮に警察官が拳銃を所持していなければ、拳銃強奪目的で警察官が襲われることもない、と言い切れるはずです。

また、道案内、拾得物とうの処理が多いと聞く、交番勤務などで拳銃所持が必要とは考えられないのです。警察官が、拳銃を所持している以上、拳銃強奪目的の襲撃から防御するため警備を強化しなければなりませんし、さらに防犯カメラを備え、交番に用事がある相談者との間に机を挟むなどの防御を考える必要もないはずです。

警察官を含め人命尊重を第1に考えれば、先日の事件のように犯人が包丁を振り回した向かってきたから、射殺したことも若干問題があると考えます。警棒一本での対応ができるように日常の訓練に励むべきでしょう。発想の転換が必要です。
核兵器にしても、世界中から核兵器が亡くなれば、地上戦が多発すると考えるかどうかわかりませんが、武器商人が沢山いる以上、世界各地での地域紛争は亡くなりません。秀吉の刀狩の精神が21世紀にもつながる平和的手段でしょう。
posted by やすかね at 17:39| 千葉 ☀| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする