2019年版『世界の統計』です。2017年の各国の人口(千人)、と前2016年の国内総生産(100万米ドル)を併記すると、日本の人口126,706、国内総生産4,947,359、アメリカ合衆国324,459、18,624,475、中国1,409,517、11,218,281、韓国50,982、1,411,246北朝鮮25,491、データなし、台湾23,626、529,910です。
日本を100として、生産力(国力と考え)、アメリカは376%、韓国28.5%、中国227%となります。
また2016年1人当たり国内総生産(名目GDP 米ドル表示)日本38,946、アメリカ57,808、韓国27,785、中国7,993、台湾22,540で大まかな労働生産性が分かります。
そこで、日本を100として各国の比較をすると、アメリカ148%、韓国71%、中国20.5%、台湾58%、大雑把に各国の生活水準としてアメリカ人は、日本人の1.5倍、韓国7割、中国2割、台湾6割となるのですが、拡大する格差社会で貧富の差を考えると、平均的アメリカ人と日本人は同様の生活水準でしょうか。
ところで、アメリカでは日本より被疑者に対し容易に保釈が認められるようですが、アメリカの刑事保釈保証金が平均5万ドルで所得の低い被疑者は、保証協会の様な所に5000ドル納入し、これが利息に充当されるようです。また、この保釈がビジネスとして成立し業界団体が議会などでロビイ活動しています。生活水準とは違った観点ですが、アメリカは住み難そうです。
話が戻りますが、この様なデータから、人口が韓国の半分しかない北朝鮮が国際政治で異彩を放つ一方、日本の28%の国力の韓国が日本に不遜な態度を取り続けられるのは、如何なる理由なのでしょうか。朝鮮半島はエライ半島です。
20年前の日本は、世界の鉱工業生産高の18%を占めていたのですが、最近は3分の1の6%に下落しているとの報道は、経済学者の森本卓郎さんの話でした。
中国の海底資源調査、尖閣列島、竹島問題など、全てが国力の問題とも考えられますが、国民の政治的無関心を喚起するのは、逆にナショナリズムの強化となり、不穏な空気が充満しそうですね。
最近の女子ゴルフで、韓国勢の不振を喜び、大相撲でも強すぎる白鵬に対し新大関貴景勝が誕生し、少し安心する程度がよろしいのでしょうね。新元号をお祝いし、日本語を話し、日本食を食べて同朋意識を持つ程度が安心できますか。それにしても韓国には腹が立ちます。