2020年08月14日

ダイソン掃除機の修理方法

ダイソン掃除機の修理方法
 強力な吸引力に惚れ、大枚7〜8万円で購入し7〜8年使用してきましたが、とうとう吸引力も無くなり、モーターも加熱し数分しか動かなくなりました。
 しかし、大丈夫です。簡単に「修理」出来ます。先ず、集塵ボックスを外すと、小さな長方形フィルターがあります。さらに車輪の脇にあるボタンを押しますと、直径15センチほどの厚めのフィルターがありますから、これらを水道の蛇口で水を流しながら、汚れた水が出なくなるまでよく洗い、脱水して24時間ほど乾燥させてリセットしてください。新品同様の性能がよみがえります。
 実は、壊れてしまった高級なダイソン掃除機が簡単によみがえるまで、ダイソンのサービスセンターとの戦いがありました。以前にも「壊れないものを作るのは簡単なことです。」と豪語したマキタのチェーンソウ、JIS規格にないVベルトを使っていた日立の洗濯機、マグネトロンが簡単に壊れたパナソニックの電子レンジ(何れもクレーム修理)などありましたが、これは全て資本主義社会で作られる商品の使用価値が問われる問題です。(モーターは人間の発明した最も有益優秀な機械部品で、壊れる事は本来あり得ない。)
 ダイソン掃除機が殆ど動きません。0120で始まる本体に書かれているサービスセンターに電話して型式を伝えますと『製造から相当期間が経過していますから、お預かりしての修理はできませんので、お買換えの時期と思います。』全く納得の行かない回答です。
昔の掃 除機なら10年以上経過してもモーターが動かなくなる事はありません。しかし、フィルターの掃除が面倒、吸引力を大きくすれば、排気口から吸い取った埃を撒き散らすのが最大の欠点でした。この二つの欠点はダイソンが使用するサイクロン方式で見事に改善されました。
 そこで、高額な掃除機を購入しても、長年使えるなら安い買い物と考えて、ダイソンを家と職場などで4台購入したのですが、先の通りサービスセンターは『お買換えの時期です。』ということです。しかもその原因がモーターの不調です。古くなりゴミ捨て場に捨てられている電気製品から外されたモーターも動きます。人間の発明した機械の中で最も頑丈なモーターは殆ど壊れないのです。
 ダイソン掃除機がモーターが加熱して直ぐ止まってしまうなど考えられませんから、電話口で「外した小さなフィルターあまり汚れていない。どうしてモーターが熱くなるのだ。」「モーターが壊れるなどおかしいだろ。」「買い換えろといわれてもダイソンは買わない。」「これを棄てろというのか。」と散々悪態をついていますと、とうとう最後に『片側の車輪の脇のボタンを押しますともう一つフィルターがあります。』と説明がありました。(使用説明書の記載は不明)
 ダイソンが白状したのです。元来掃除機など壊れるものではないのです。『お預かりしての修理』などと言っていましたが、要するに代理店を通じて掃除機をお預かり修理をするというのは片側の車輪を外し、フィルターを交換すれば「修理完了」です。恐らく修理代は数万円でしょうが、面倒くさがり屋の人はサービスセンターに電話もしないで買い換えてしまうのでしょうか。勿体ない話しです。
 多分ダイソンは、集塵ボックスの下のフィルターは長年使用しても殆ど汚れませんが、チョット見えないところに肝心のフィルターをつけ、これが詰まると、空気が流れなくなり、モーターの加熱から火災の危険を回避する為、サーモでスイッチが切れるように作ってあるのです。
 『壊れないものを作るのは簡単だ』というマキタではありませんが、壊れていないものを『壊れてしまった』と誤解させ買換えさせるのも資本主義社会の商品の使用価値に関する大問題です。これが偽装牛肉事件(食べられる使用価値を偽装)で問題となった食品事件なら大きな社会問題です。

posted by やすかね at 14:57| 千葉 ☀| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月26日

悪徳業者と弁護士のタッグに裁判所が関与する?

 今年に入ってから十数年前の依頼者からの相談が相次ぎました。10年以上前に任意整理の依頼を受け、殆どの債権者は、利息制限法に引き直し、残金の分割弁済で和解が成立したのですが、絶対和解しない業者がありました。和解決裂ということで支払いを止めていると、簡易裁判所から訴状が届きます。裁判所は、弁護士が介入して支払いが止まっているのは、お互いの信頼関係で、法的意味がないからと、和解にも応じなかった業者の言い分を鵜呑みにして暴利ともいえる高利の約定を正当とした判決をカエルの面で書いてきます。
 弁護士になりたての頃、千葉簡裁の期日簿には、商工ファンドを原告とする貸金請求事件が同時刻10時から被告の異なる30件ほどが記載されていました。殆どの被告が欠席しますので、裁判所は書面主義で債務者乃至は保証人のハンコがペタペタ押された「証拠書類」で商工ファンドの勝訴判決を乱発していていたのです。
裁判所は商工ファンドの言い分を全て認めた判決を出して、これが確定します。21世紀になっても簡易裁判所は金貸しの手先となり、貧乏人をイジメ続けてきました。商工ファンドの事件が大きな社会問題となり、裁判所も少し変わりました。
しかし、前述の絶対和解しない業者は、未だに健在で異なる債権回収方法を取っています。弁護士からの過払い請求で「倒産」の憂き目を見たサラ金業者は、民事再生法を申請し過払い債務を免れるだけでなく、会社の小口貸付債権を何百何千とまとめ、例えば合計100万円の債権も千円程度で新たに設立した会社に叩売ります。
 債権を買い受けた新会社は、商工ファンドのように簡易裁判所を使って債務者に訴えを提起し、勝訴判決を得ます。しかし直ぐには請求しません。千円で買った100万円の債権に裁判所の判決が付き、訴訟費用と遅延損害金がいていますから、そのままにしておけば利息制限法を超える年20%以上の割合で債権は年々増殖してゆくのです。5年で200万円、10年で300万円に膨れ上がります。尤も10年を経過してしまいますと時効消滅しますので、10年を経過する前に動き出します。千円が200万円300万円に化けるのです。
 多分業者は、弁護士職権で請求できる職務上の請求用紙(弁護士会から350円で取得)を使って住民票を請求して、債務者の住所を把握し、3倍に膨れ上がった法外な請求を突然行うのです。ここには業者に雇われた弁護士が弁護士会の請求用紙を大量に購入して業者に横流ししていることでしょう。
お金持ちは、今、ゼロ金利の社会で資産の運用で悩んでいる人もいるでしょうが、現在のヤバイ業者は、ただ同然買い叩いた債権の額面での請求に加え、裁判所の認めた年20%以上の高利回りの「優良債権」を10年近く寝かしておいて、住所を把握している債務者に突然請求を行い、給与の差押え、自宅を訪問しての取立てなど、弱い立場の債務者をいたぶっているのです。
 そこに「悪徳弁護士」が介入していることは明らかでしょう。この様な不正義を許せますか。手始めに、住民票で債務者を追いかけている弁護士の職権乱用を止めさせることがいま求められていると考えます。
posted by やすかね at 11:36| 千葉 🌁| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月25日

サラ金事件の歴史

長いことご無沙汰してしまいました。今日ブログの閲覧の解析を拝見しましたが、現在もフォローしてくださっている多くの方々が存在していることに感謝して、また頑張ります。今日は、自分の弁護士人生の初期から書いてみます。どうも年を取ったようです。(古希翁)

平成元年の司法修習生から稼業弁護士30年です。桁違いに報酬を得られた事件もありますが、人様のお役に立てた事件は、クレサラ事件です。新米の時は、サラ金被害者とは金を貸して返してもらえなくなった武富士などであろうか、などと真逆の知識でした。間もなく、金貸しの利息が途轍もなくアコギなものであることを知るに至り、自分の正義感を燃やしてサラ金業者と戦う毎日となりました。
平成の初期、多くの弁護士がサラ金問題は「弁護士としてはやりたくない事件」と考えていたようです。『僕のところは、紹介者のある事件だけ』とか『着手金も取れないサラ金事件はやらない。』とうそぶく弁護士が多い中で、「紹介者が必要」と言いながら、タウンページに事務所の広告を載せる事務所、新聞広告でサラ金事件を漁る事務所もありました。
 しかし、自分の弁護士人生の中で、クレサラ事件は多数の依頼者から感謝され、また事務所経営の大きな力ともなりました。
普通に考えれば、借金を返せない依頼者が着手金などまともに払えないのは明らかです。平成初期、15万円の給料の人が、給与を超える借金を毎月返済していたのです。生活しているのになぜ給与を超える返済を継続できたか、業者の貸付限度額内で借り入れ返済を繰り返していたのです。
全部の業者の借入限度枠がなくなると、債務者の生命保険を当てにする業者もありましたが、債務者の選択肢は自己破産しかありませんから、弁護士に依頼します。
弁護士が自己破産の依頼を受けますと最初にすることは、サラ金業者に受任通知を出し、業者からの訪問・電話をストップさせ、債務者には貧しいながらも平穏な生活が戻ります。  
そこで、毎月給与以上の返済を繰り返していた債務者はサラ金の請求から解放され、借金返済がないなら毎月1万円の分割で弁護士費用を捻出できるのです。
債務者の経済的信用はゼロですから、最後まで弁護士費用の分割弁済ができるか、問題は残りますが、これまで数百件、ひょっとすると千件を超えているか分かりませんが、債務整理・自己破産事件で分割弁済を滞った人は数えるほどです。債務者は、高利の返済を毎月払い続けた故の破産なのです。借金返済は、債務者の生活の一部となっており、債務者は善意の貧しい人々の集団なのです。
当時、サラ金業に取引履歴を開示させることができませんでしたので、断片的な計算書から取引全体を想定して、これを利息制限法に引き直し、サラ金業者に過払いの返還訴訟を繰り返しました。
現在では、受任通知を出せばサラ金業者から「過払いは〇〇円です。」と自ら頭を出して殴られているのが通常です。過払いをラジオ・テレビで集めている司法書士・弁護士は差し詰め、これまでクレサラで戦ってきた弁護士たちの成果の上で、債務者の善意で積み立てられた過払いを集めている連中と言ったら「悪口」を言っていると非難されるのでしょうかね。
クレサラ問題も30年以上経過し、問題点が解決され、貧しく善良な人々が安心して、消費者金融を利用できているのでしょうか。令和となっても問題が残っています。これは、次回の話題とします。
posted by やすかね at 16:00| 千葉 ☔| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月26日

新年のご挨拶

事務所からの年賀状です。1月中にと若干校正しました。

明けましておめでとうございます。
「台風の表玄関」九州と比べ,千葉の自然災害を軽視した自分の浅はかさは,昨秋の烈風台風で吹き飛ばされました。県知事に責任はないでしょうが,未だ県内には,ブルーシートで覆われた沢山の屋根が残っています。
百万年前から人類は,自然の脅威(神の掟)に翻弄されながら生きてきました。歴史は進み人間の欲望が拡大し,海を干拓して農地に,山を削って宅地に,川をせき止めダムに,大地から石炭石油を掘り出し,自然に「挑戦」して「発展」が今の地球の状態です。
地球環境は数億年の間,太陽エネルギーを巧みに吸収し保たれてきましたが,産業革命と戦争の為の技術革新は,この微妙なバランスを台無しにしています。
人間の欲望が尽きることはないでしょうが,自然の掟破りは,報復が待っています。十六歳のグレタさんをリーダーに後世に持続可能な地球環境を残そうとしていますが,欲望のまま生きる,高齢者は,罰当たりの「化石賞」でしょうか。
ともあれ,ご一緒に安心して暮らせる自然が続くことを,お祈りします。
「手遅れと 言い逃れする 罰当たり 我亡きあとに 洪水来たれ」(古希翁)
二〇二〇年元旦
〒260-0013 千葉市中央区中央四丁目一〇番八ー九〇四号
や す か ね 法 律 事 務 所 (電話〇四三-二二二-四六八〇)
弁護士 伊  藤  安  兼


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2019年12月25日

秋元議員逮捕の訳?

秋元司衆議院議員がIR(統合型リゾート)を巡り、逮捕されたようです。日本のIRはカジノで注目されているようですが、カジノといえばアメリカラスベガス(ネバダ州)であり、昔スキーに行きながらカジノホテルにとまり1週間ほどカジノで遊んだこともあります。
このカジノといえばMGM(メトロ・ゴールドウイン・メイヤー)であり、MGMは日本に100億ドルの投資を考えているようです。
即ち、IRはMGMにとってものすごい利権なのです。中国などに奪われることは絶対許せません。まして秋元議員は、未だ若くIR法案審議の委員長として力を持っており、このまま中国のロビイストと懇ろとなっていることをアメリカが見逃せるはずがありません。
1972年、中国を訪問して、今に至るも中国首脳から緊密な友人と考えられている田中角栄は、中国との国交を回復しその後の1978年の日中友好条約に道筋を造りましたが、この田中角栄の行動はアメリカの意に反していたようで、いつの間にかアメリカからピーナッツが飛んできて最初は外為法違反で逮捕され、その後収賄となりました。その後の経過は皆さまご存じの通りです。
今回IRで中国企業の口利きをしたのでしょうかね、秋元議員はアメリカが目論んでいるカジノ投資に石でも投げたと解釈されているのか、それとも尻尾を踏んでしまったのか、わかりませんが、秋元議員の100万円程度の外為違反の情報はアメリカからのものではないでしょうかね。
話は飛びますが、お隣韓国では、司法改革が大変なようです。良くは分かりませんが、間もなく前法務大臣が逮捕されるとの報道もあります。韓国は恐らく、司法省が刑事事件の捜査権と裁判権を握っているので、大統領も介入できない強大な権力機関となっているのでしょう。
わが国の特捜も戦後ヤミ米の取り締まりで設置された組織が租税法違反・政治犯の捜査権を持ち、裁判権もある強力な組織です。悪く言えば、国策捜査も行う組織ですが、警察の捜査の違法性を検察庁が適法審査すべきところを、検察庁は自らの捜査の違法性はチェックしないで起訴します。
最近検察庁は、留置すべき犯人の勾引に向かって被疑者に逃げられる失態を繰り返しました。当たり前です。検察庁では警察のように柔剣道の訓練もしないで、ひたすらお勉強ですからね。
何はともかく、捜査終了時点で外の組織からのチャックをしない特捜の捜査には問題が残ります。猫に鰹節の見張りをさせるようなもので、大丈夫でしょうか。昔、我が家の猫は鰹節を狙いませんでした。爺さんが子猫を鰹節で叩いて、鰹節は危険なものだとの教育ができていましたから。
何より、進駐軍の指示で出来上がった特捜には、アメリカ留学をしている検事も多いですからアメリカの情報がホットラインで入っているかもしれません。
秋元議員お気の毒様。このブログには何らの証拠もありません。念のため
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2019年12月04日

若者が国の将来を決める

約半世紀前、団塊の世代が大学生の頃、今の香港のように日本も騒々しい時代でした。この現在の日本を引っ張ってきた団塊の世代が高齢者の仲間に入り、社会の第一線から退く人も多くなりました。
日本の安保闘争、中国の天安門事件、香港の雨傘運動からの政治闘争、がその国の将来に影響を与えると考え(仮説)ますと、社会をリードできる年代が若者のころ何を考え行動してきたか、教育の在り方からその国の将来を占うことができるのではないでしょうか。
と考えますと、今の日本の若者は人との争いを好まず、行儀正しい草食人種といわれていないでしょうか。スマホを操るだけで、社会とつながっていると考えています。
最近報道されましたが、一国2制度のもと、香港では10年ほど前から、日本でいう「公民」教育で、集団で議論を展開する民主主義教育を進めてきたそうです。その結果が現在の香港での紛争となれば、中国は今後、共産党独裁の政治を強化し、香港での公民教育の見直しをするでしょうか。
今世界は、トランプ・習近平・プーチンらによって大枠が動いているようです。大統領選挙、共産党内部での権力闘争、君主制(世襲)の金正恩等々、国の指導者が選出されてきます。国の代表者が本当に民意を代表しているかと考えると、民主主義のような選挙で日本の首相も選出されていますが、党首の「任命」のもと小選挙区で選出された国会議員の「選挙」で首相が選出されるならば、これも民主制といえるのでしょうが、そもそも国の政治に国民の意思がどの程度反映されるのか、分かりません。

ギリシャ時代の鉄人政治が民主制といえるかわかりませんが、所詮人間の支配です。とすると国の代表者の哲学というか、生き方が国民の幸福に直結するのであり、それが民主的選挙か君主制(世襲制)か共産党かであまり関係ないようです。
日本も100年ほど前、ペーパーテストで優秀な成績で軍人、官僚が任命され、その後満州で「功績」のあった軍人が国の政治を操り、最後に国を滅ぼしてしまいました。日本人300万人が死んで日本中焼け野原、アメリカ軍に占領されても、国民は戦前の軍部の支配に対してみれば「解放感」で満たされ、その後の日本の発展に向けて頑張りました。最近の昭和天皇実録などでも関東軍の頭の悪さが明らかとなっています。
祖国のために若き命を散らせた人々の犠牲の上に現在の日本があるのですが、国外で命を落とし、遺骨も戻らない人もいます。これら「祖国の為を思い」散っていった若者を鎮魂するのが靖国神社と考えていたのですが、長州系統の靖国神社は、お勉強はできても頭の悪さは筆頭、極東裁判で絞首刑となった東条英機ら17柱を祭ってしまいました。それ以後昭和天皇は靖国神社で英霊に献花もできない状況と知りました。
そうですよね、イメージで言うと、靖国神社の鳥居で縛り首にされた東条英機の下を天皇が通って、お参りできるわけがないですよね。これでは、国の将来を信じて「天皇陛下バンザイ」と散っていった若者が救われるのでしょうか。それにしても戦前の日本の教育は、自爆テロができるような恐ろしい教育をしていたのです。中国、日本だけでなく、世界の教育がどうなるか、地球的規模で考えなければならない時代です。
posted by やすかね at 15:23| 千葉 ☀| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月11日

戦力外通告

最近は、喜怒哀楽第2号の出版を目指し、だいぶご無沙汰しております。古希を迎え、過去を振り返りながら、日本の事、世界の事、法曹界のことなどをテーマにして、原稿を作っている状況です。あまり長いご無沙汰で、やすかね、ひょっとすると死んでいるのかとご心配の向きもおられますので、今早朝の分を掲載します。タイトルは『戦力外通告』です。

プロ野球、ドラフト会議で将来有望な若者が70名ほど選出されますが、各球団から「戦力外通告」を受ける選手のほうが多数でしょう。
現役時代華やかな活躍をした一握りの選手は、引退試合などファンに別れを告げ、その後も二軍監督など野球人生を謳歌できます。しかし多くは「俺は、まだやれる」と考えながら引退を余儀なくされます。トライアウトに若干の希望もありますが、年齢・体力に限界が来れば、気力だけではどうにも出来ないスポーツ選手です。しかし、野球を引退してもまだ若く、選択肢は沢山ありますから、心配は無用です。今日はとても嫌な夢を見たのです。
昭和54年、市役所の安定した職場を30歳で退職して司法試験を受ける、と決めたときです。市役所職員のトップである総務部長から呼ばれ「今、市役所は入りたいといっても中々入れないのを知っているよな。」と慰留されました。当然です、法学部を卒業した優秀な職員が司法試験を目指していたようですが、未だ合格者は出ていません。その状況で全く門外漢の僕が役所を辞め、未だ受けたこともない難関試験を目指すのです。
その慰留に先立つ7年前、令和元年の台風19号あとの大雨で図書館が水没した旧武蔵工業大学を昭和48年卒業しました。市原市は、48年度(秋ごろ)からゴミの焼却処分を始めるため新設した清掃工場職員を20人ほど一挙に採用したようです。私は、たまたま工学部(機械科)で5年間遊学していた関係で市役所に技師として採用されました。
焼却炉は月に一度停止して、炉内清掃の必要がありました。ダイオキシンで汚染された炉内は摂氏100度を超えるサウナ状態、そこに簡単な防塵マスクとツナギで「防御」して四つん這いで真っ白で綺麗な灰を軍手で掻き出すのです。
平成16年、乳頭癌で左甲状腺を摘出しましたが、原因は不明です。しかし、清掃工場での大量のゴミ処分は成果が目に見える仕事で面白かったですね。
暮れに退職し、司法試験の択一試験が5月から始まりますから、予備校も択一を落ちた受験生2万人を対象に始まるスキー学校のような季節的予備校と考えていました。今考えると、笑い事で済みますが、当時は常識外れも良いとこでした。
受験生生活が始まり、一流大学法学部卒の受験生からは、殆ど戦力外の認定をされていたようで受験生のゼミも歓迎はされませんでした。憲法を始めれば、日米安保条約との関係はどうなる、民法はどうして出来たの、などと考えるものですから『日米安保条約全書』とか『日本民法の史的素描』など、司法試験の有害図書に興味がわきました。
それでも三年目の論文成績は「B」評価で、政治的立場の出かねない教養科目の社会政策で「E」を取ったことで、以後会計学に変更していました。あるとき『会計学』の学者も一生をかけて会計学を研究しているのだ、「安保条約」とか「民法の史的素描」など興味半分で勉強していたら、人生も7回必要ではないかと思い知り、真面目な受験生となって昭和終了直前、司法試験での「戦力外」通告を受ける前に合格することが出来ました。
今朝も、悪い夢をみて目が覚めました。古希を迎え、未だ司法試験の受験会場で悪戦苦闘している自分です。受験会場で若い人に取り囲まれ、仕事もなく、今更方向転換も出来ずに社会で居場所もない最悪の人生を続けている「夢の現実」からの開放は「目を覚ませ!」でした。



posted by やすかね at 09:57| 千葉 ☔| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月17日

2019年暑中お見舞い

暑中お見舞い申し上げます。
不老不死の薬と錬金術の成功は人類の「不可能な夢」でした。しかし、不老不死は、抗がん剤・IPS細胞技術などの発展で人生100年時代を迎え、錬金術は、資本主義で、投資された「お金」が自己増殖し、数兆円の資産を持つ大富豪も生まれる一方、格差社会は極限まで拡大しています。
選挙を前に政府は、100歳まで寿命が伸びれば、年金の外に2000万円の資産が必要と計算しました。狙いは、お年寄りを含め、国民に投資を進め、自助努力で100歳を生きろ、と言う事でしょう。政府は庶民にも、錬金術の競争に参加をしろと言う事でしょうかね。

しかし、素人の100万200万と富豪の数千億円では勝負になりません。結局、素人はハゲタカファンドの餌食で、庶民がジタバタすれば、出血多量で息絶えるでしょう。ここは、賢く堅実な生活でじっと辛抱が最善でしょうか。
また、トランプが出現し、米中貿易戦争の拡大は、改めて巨大なアメリカの影響力が実感され、ツイッターで私たちの生活も右往左往させられています。
数年先が見通せない時こそ、教養を深め、正しい羅針盤で100歳まで生き抜く覚悟が求められています。                                                  まだまだ熱いですね、古希翁。
2019年盛夏
〒260-0013 千葉市中央区中央4-10-8 コーケンボイス904
やすかね法律事務所(電話043-222-4680)
 弁護士伊 藤 安 兼
posted by やすかね at 14:41| 千葉 ☔| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月03日

韓国への落とし前

「韓国への輸出規制」
政府は、韓国に対する「輸出規制」を始めたと報道されていますが、これは、2004年から始まった韓国向け輸出の手続き規制を緩和してきた優遇措置を2003年に戻すことで、「規制」ではないようです。
とにかく、マスコミも多くの国民もこれまでの韓国の慰安婦問題、徴用工裁判などで苦々しく思っていたところに「ざまぁーみろ」とエールを送っています。

韓国は、1910年併合条約で日本に併合され、西欧列強の植民地なることを回避できた上に近代国家への礎を築くことができました。それにも関わらず、韓国民は、併合当時の李王朝のだらしない政権運営に歴史的反省をするどころか、日本の行った様々な援助に全く感謝していません。
日本は1945年敗戦し、朝鮮半島の権益を失いましたが、朝鮮半島を占領したアメリカは、ハーグ陸戦法規で占領軍が占領地の私有財産を没収することはできないとされていたにも関わらず、日本人の私有財産・投資資金・工場設備やインフラなどを没収して韓国に引渡してしまいました。

即ち、日本に併合され発展した韓国は、その後日本の敗戦でアメリカ軍が没収した日本人の財産を資本にして、今の韓国の発展があります。
然しながら、韓国の教科書では、1875年日本による韓国江華島砲撃以来70年、韓国は日本と戦ったなどと書き、全くデタラメ歴史観(自虐的歴史観)で国民を教育しているようですが、日本は豊臣秀吉以後、韓国と戦争した事実はありません。

韓国は、戦後アメリカのODAに頼っていたものの、朝鮮戦争後の1950年、国民のGDPは国民一人当たり60$でした。1965年の日韓国交正常化後、日本からの資金援助が始まり、ようやく最貧国からの脱出が始まったのです。

1965年韓国の国家予算は、3億5千万ドル貿易赤字は外貨準備1億3千万ドルの2倍以上2億9千万ドルでした。
そこに日本からの有償・無償合わせて5億ドル、民間の経済協力など、計8億ドルの外、生産物及び日本人の役務(韓国人にはない技術援助、ノウハウ)がありました。当時の日本の外貨準備は18億ドルに過ぎませんでしたから、日本は韓国に国力を挙げて援助していたことが分かります。

またアメリカのODAだけでは、言葉も通じず、日本語の話せた韓国人に対し、日本人の技術協力がなければ、経済援助だけでは発展できなかったことは明らかでしょう。少なくとも日本人の技術提供がなければ、発展までに、もっと長期間必要だったでしょう。イチローではありませんが、さらに50年は必要だったでしょう。

従って、韓国の連中は、これほどの日本からの援助がなければ、未だに最貧国だったことを理解しなくてはなりません。
日本は、韓国に対して戦後賠償の責任はありませんが、明治の日韓併合条約での責任としてこれほどの援助をしているにも関わらず、韓国国民はもとより、韓国最高裁も1965年の「財産及び請求権に関する解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定」によって韓国の日本に対する賠償請求権が消滅しているのにも拘らず、未だに違法な請求を繰り返しています。

それ故、今回の輸出に関しての優遇措置を2003年にまで戻すことで、韓国に痛打を浴びせるのは大賛成です。韓国から輸入している有機パネルなど、日本で簡単に生産できるでしょう。マスコミは、日本の企業にも影響が大きいなどとしていますが、日本が本気になって有機パネルを生産すれば、韓国経済の国際的影響力に大きな影響が出るでしょうが、ざまーみろですね。ああすっきりしました。(以上『韓国併合への道 完全版』呉善花著 文春新書参照。)
posted by やすかね at 12:27| 千葉 🌁| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月24日

重大事故の現認、筋肉の誤作動

アクセルとブレーキを踏み違えた重大な人身事故が続発しています。運転技能に関係なく、「高齢者」というくくりで「高齢者は、運転免許を返上すべきだ。」と言われますと、古希を迎えた者の交通事故は非難の対象となるでしょう。

そこで、急激に認知が入っての道路逆走はともかく、アクセル・ブレーキの踏み間違い事故の原因は、様々考えられます。
最大の原因は、オートマチック車です。100馬力以上の高性能車のアクセルをブレーキのように強く踏み込むならば、重大事故必至です。これに比べ、マニュアル車では、クラッチを踏み1速に入れますので、踏み間違いの事故は少ないでしょう。
次にブレーキとアクセルペダルの間隔が狭いのも、事故を誘発するかもしれません。

足がアクセルの上にあるのに、ブレーキを踏んでいるとの感覚になってしまうのは、結局、高齢者はじっとしていると筋肉が硬直して意志通り筋肉が動かないことが事故の原因として考えらのです。

バッターの打ったボールが飛んでくるとき、瞬時に的確な初動が必要な野球を見ると、超一流選手であったイチローも守備に入っている間中、常に体を動かしていました。
ゴルフでよく「待ちチョロ」が出ますが、若い人は待たされての「イライラ」が原因で力が入って失敗しますが、高齢者はチョロの原因が全く違うと思います。
ショートコースに来たところ、二組程度詰まっており、漫然と前の組のプレーを10分程見ていおり、いざ自分のショットとで、格別イライラしていなくとも、若い時は考えられなかったミスショットが出ます。

これは、脳からの電気信号が異なる筋肉に伝わるとか、仮に動かすべき筋肉に正しく電気信号が伝わったとしても、神経細胞からの漏電で近くの筋肉も誤って動いてしまうなどの、筋肉の誤作動が原因と考えられます。別々に動くべき役割を持っている筋肉が、単独で動かず、また逆に一緒に動いてしまう、これが失敗の原因です。

結局教訓は、筋肉で動く体中の関節を常に動かし、可動域を狭めないことです。最低限ラジオ体操、更にはスポーツクラブでの運動が不可欠です。
PGAで活躍している松山のインストラクターは、毎日1,2時間、松山の体を触っているようです。若くしてそうですから、高齢者は体のケァは不可欠です。大丈夫ですか。歩幅を大きくして歩くことの重要性をブログで書いたこともありますが、「ボケ対策にも筋肉を動かすこと」が大切です。筋肉質の人は、認知症になりにくいそうです。
posted by やすかね at 18:13| 千葉 ☔| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする